白内障治療費12万円が3000円で防止できる!目の高ケア習慣4つ
2022/10/22
高額な治療費や大病のリスクを避けるにはどうしたらいい!?なんとほぼ0円で回避できる方法があるんです。目のプロに簡単にできる毎日のケアを教えてもらいました。日々の習慣で目を守ろう!
<教えてくれた人>
眼科医 平松類さん
二本松眼科病院医師。著書に『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる!ガボール・アイ』(SBクリエイティブ)。
目は、加齢でだれでも悪くなりますが、習慣で進行を遅らせられます
目の病気は、加齢や遺伝が原因のものも多く、100%予防をすることはできません。しかし、ストレス、食生活の乱れ、喫煙、睡眠不足などによる体への負担が蓄積すると発症を早めることがあります。つまり、生活習慣を整えることは、目のケアにつながっているのです。目の不調は暮らしを一変させるので、ぜひ大切にしてください。
白内障治療費12万円 → 3000円で防止
恥ずかしがらずにサングラスで紫外線から目を守る。
白内障の原因第1位は加齢ですが、紫外線も進行を早める要因に。近年、紫外線量は増加しているため、サングラスはおしゃれのためだけでなく、目の健康を守る必須アイテムです。
●UVカットの伊達眼鏡でもOK!目をこするくせも直せる!
UVカットレンズの伊達眼鏡も効果あり。目をこすると眼球を傷つけるため、無意識に目をさわるのを回避する効果も!
加齢黄斑変性治療費60万円 → 200円で回避
ルテインが含まれるほうれん草・ゴーヤー・ケールを食べる。
「ルテイン」は、眼球の網膜にある黄斑に多く存在する栄養素で、ブルーライトを吸収して目を守ったり、目の病気リスクを軽減させる効果が。体内では作り出せない栄養素のため、ルテインを含む緑黄色野菜を食べる習慣で目を守りましょう。
ドライアイ治療費2万円 → 0円で回避
1時間に1回アラームをかけてパソコンやスマホから目を離す。
液晶画面を見続けると、目の疲労や乾きの原因になり、ドライアイの要因に。仕事でパソコンを使う場合は、1時間ごとにアラームをかけるなど合図を決め、5~10分間は目を休ませるのがおすすめ。
●5m以上離れた場所に目印を置いて"遠くを見る"習慣を
目を休めるには、遠くを見るのが◎。窓の外を見たり、家の中で5m以上離れた場所に観葉植物など"見る目印"を置いたり、遠くの物にピントを合わせる習慣を。
緑内障治療費26万円 → 0円で回避
有酸素運動で目の栄養不足を解消する。
体内の酸素不足や過度なストレスは、血液の循環を悪くしたり眼圧(眼球内の圧力)を高めたり、緑内障リスクを高める原因に。有酸素運動の習慣は、体だけでなく目の健康にもつながります。
●景色を見ながら散歩をして、目と心をリラックス
有酸素運動は、散歩など無理なく続く運動でOK。スマホではなく、空や遠くの物を見ながらの散歩で目と心を休めましょう。
カレンダーを片目で見て、ゆがんで見えたら早めの検査がおすすめです!
カレンダーや障子、壁のタイルなど、格子状の平面から約30cm離れて向かい合い、手のひらで片目ずつ隠して平面を見ます。格子がゆがんで見えたら、緑内障や加齢黄斑変性の可能性が。早めに病院で検査しましょう。
参照:『サンキュ!』2021年10月号「貯めるには体調だ!」より。掲載している情報は2021年8月現在のものです。監修/平松類 構成・文/出下真紀 編集/サンキュ!編集部