「趣味三昧の妻」&「借金ありの夫」でも貯蓄1000万円達成!
2019/06/08
赤字家計でも工夫次第で黒字家計に変わることができます。”貯蓄”と聞くと、節約したり我慢を強いられるイメージがありますが、そればかりではありません。今回は、「趣味三昧の妻」&「借金ありの夫」でも約10年かけて1000万円以上貯めることに成功した”貯め達人”に、貯蓄力をアップさせる方法を聞いてみました。
<教えてくれた人>
Gさん(東京都 39歳)
夫(40歳)、長男(9歳)、二男(3歳)の4人家族。結婚10年目。現在はフルタイム勤務。「独身時代は、給料のほとんどを趣味に費やしていました(苦笑)」
◎ MONEY DATA
世帯月収(手取り) 45万円
世帯年収(手取り) 690万円
月貯蓄額 20万円
年貯蓄額 292万円
総貯蓄額 1600万円
結婚当初は、夫とお金の価値観の違いでケンカばかり……。「なんとか変えたいとやりくりを勉強し、コツコツ貯めたお金で11年にグアム旅行を実現。このごほうびが効いて、夫もやりくりに協力的になりました」。
1000万円貯蓄ヒストリー
●2009年結婚 貯蓄80万円
授かり婚で入籍後、夫に80万円の借金が発覚!育休で収入も減り、借金返済で精いっぱいで貯蓄できず。
●2010年長男出産 貯蓄80万円
育休で収入も減り、貯蓄できない日々
●2011年 貯蓄120万円
育休中にやりくりを猛勉強!
●2013年 貯蓄390万円
仕事に復帰してからも、夫の給料だけで生活をやりくり。ムダを見直して、先取り貯蓄を死守!
●2014年 貯蓄620万円
「わが家の資産表」で貯蓄額を〝見える化〞して、やる気をアップ!カツカツ節約しなくても貯まるように。
●2016年次男出産 貯蓄1120万円
再び育休に入っても、貯蓄を継続した
●2018年 貯蓄1600万円
海外旅行に行っても、車を買っても貯まった
〝何のために貯めるのか〞が明確になったことで、ふだんの生活のムダをいかに省くかを楽しめるように。目的別に積み立てた予算で年1回旅行を満喫!ストレスもなく、貯蓄1600万円に到達しました。
そんなGさんの詳しいやりくり法を見てみましょう。
1000万円貯まる暮らしの秘訣
「お金を使う日」を決める
目的別貯蓄を先取りし、この分はないものとしてやりくり。週1回まとめ買い、月1回ネットで日用品購入と、お金を使う日を決めたら、予算オーバーしなくなりました。
生活用品は〝得活”で、支出を抑える
「支出は抑えつつ、暮らしは豊かにしたい」。そのために、懸賞やモニター、ふるさと納税などの〝得活〞は見逃しません。家電や高級食材などをほぼタダでGetしています。
「大きなお楽しみ」があるから、目先の欲に負けない
海外旅行で味わう非日常感が、最大のモチベーションに。「年1回のこのお楽しみがあるから、自然と日常生活では、小さいムダにお金を使いたくなくなります」
お金を貯めるためにはメリハリが大事。ふだんはムダを省き、楽しみには使う、そうやることで無理なく貯蓄力がアップしますよ。
参照:『サンキュ!』6月号「まさか私が⁉1000万円貯まるまでの全部、公開!」より。掲載している情報は19年4月現在のものです。撮影/小田垣吉則 イラスト/naohiga 構成・文/宮原元美 編集/サンキュ!編集部
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