給料が上がらない・住宅ローン・教育費で出費激増…!このピンチどう乗り切った!?

2020/03/22

マイホームのローンや子どもの教育費、そのうえ夫の転職に給料ダウン、なのに疲れ果てて出費は増える……。そんな悪循環を断ち切ったのは、頑張らないシンプルなやりくりでした。無理しないでピンチを乗り切ったコツを聞きました。

<話を聞いた人>
M・Aさん(埼玉県 48歳)
夫(48歳)、長女(18歳)、二女(13歳)の4人家族。結婚21年目。住まいは築15年の持ち家一戸建てで、現在はパート勤務。

◎MONEYDATA◎
夫月収(手取り) 30万5000円
妻月収(手取り) 5万円
夫ボーナス(年間・手取り) 100万円
世帯年収(手取り) 526万円
月貯蓄額 7万円
年貯蓄額 134万円
総貯蓄額 320万円

お金のシンプルな管理で、必死にやらなくても貯まる家計に

結婚当初は共働きでお金に困ることがなかったのに、妊娠による退職、出産、そしてマイホーム購入で一気に赤字に。さらに二女が生まれ「これからお金を貯めなくちゃ」と思った矢先に夫が転職し給料ダウン!そのため家計簿を1円単位まで細かくつけて管理し、パートのかけ持ちもして必死にやりくり。でも40代に入ると疲れ果てて外食や総菜を買うことが増え、収入以上に出費が増えるという悲しい結果に……。「体力にも気持ちにも余裕がないとお金は貯まらない」と気づき、とにかくムリをしないシンプルな管理方法に変えたら、ラク~に貯められるようになりました。

Mさんの現在の家計表

<収入>
夫月収(手取り) 30万5000円
妻月収(手取り) 5万円

<貯蓄>
先取り貯蓄 7万円

<支出>
住居費 6万5000円
水道・光熱費(オール電化) 2万円
通信費(携帯4台分&ネット) 2万円
生命保険料(夫、妻) 2万円
NHK 2000円
車関連費(ガソリンなど) 2万円
予備費 3万円
少し多めに貯蓄用口座に移してキープ。やりくり費がたりないときの保険用。
やりくり費 約5万円
食費、外食代、日用品費、雑費をひとまとめにして週1万円でざっくり管理。
子ども費
(部活の雑費、給食費など) 1万3000円
夫小遣い 4万円
妻小遣い 5000円

<残し貯め>
余ったら残し貯め

Mさんのヤバ~イ3大重圧

1 家のローンと教育費がダブルでしんどい
あと10年続く住宅ローン+大学生の長女の学費で出費はピークなのに、二女の学費も貯めなくちゃいけなくて、家計はキッツキツ~!

2 転職したのに、夫の給料が上がらない
家を買って家族が増えて、出費も増えるタイミングで夫が転職ってどういうこと!?しかも収入はダウン。自分が働かないとやっていけなかった……。

3 頑張って働いたら疲れきって出費増
午前と午後でパートをかけ持ちしたら、体も気持ちもヘトヘトに。総菜を買ったり外食が増えたりで、予想外に出費が増えて踏んだり蹴ったり(涙)。

頑張らないシンプルやりくりにチェンジ

固定費は毎月、ちょっと多めに振り分けてほったらかしに

毎月引き落とし口座に多めに入金しておき、余った分を残し貯めし続ける状態に。おかげで引き落とし日になって「残高がたりない!」と慌てることもなくなりました。

以前は1円単位で管理してヘトヘトに

請求額を1円単位までノートに書き、その金額だけ口座に入れていたので、入金し忘れると残高不足で大慌て。

残ったお金でざっくり週1万円やりくり

固定費を振り分けてしまえば、手もとに残った現金でやりくりすればいいだけなので、やりくり費は細かく家計簿に書く必要もなし!

予備費を多めに確保して心のゆとりもキープ

予備費として毎月約3万円+それ以外にも固定費の残りがどんどん貯まっていく仕組みなので、気持ちにゆとりができて、ピンチが訪れても慌てずに対処できるようになりました。

ダブルワークから仕事を1つにして「確実に貯める」道を選択

40代の体力は限られています。ムリして働いても、疲れきって逆に食費や外食代が増えるとわかったので仕事は午後1つのみに。自分の収入分はまるっと貯めることで家計も安泰。

「料理は得意じゃないから、〝ラク〞を取って頑張らずに抑える」

買い物はスーパーの特売日や業務用スーパーを利用して安く購入。手軽に使える食材を常備して、調理の手間をなるべく省きます。

安くて頼れる市販品でお金も手間もカット

パートの日は帰宅が夜7時をすぎることもあるので、夜ごはんをパパッと作れるように便利な冷凍食材を常備。総菜やべんとうを買ってしまうより安くすみます。

味つけしたBIGおにぎりで子どもの買い食いを防止

おにぎりを1個ずつ味つけしたり塩をまぶしたりするのは面倒。味をつけてご飯を炊いてしまえばあとは握るだけ。中にそぼろ肉や煮卵などを入れれば食べ応えも◎。

生春巻きで残り物を巻けば手軽に在庫一掃できる

生春巻きの皮と春雨を常備しておいて、余った肉や野菜を適当にくるくる巻けば、安上がりで子どもも喜ぶ1品に。たれもサラダ用ドレッシングと兼用にすれば経済的。

べんとうの彩りは容器も1色と考える

おかずに赤や黄色をたすためだけにプチトマトやパプリカを買うのは不経済。高校3年間毎日べんとうが必要だった長女のときは、容器をカラフルにして乗り切りました(笑)。

「先手必勝!で備えておけば急な出費にも慌てずすむ」

予想される支出は多めに見積もって備えておくことで、何かヤバイ状況が訪れても落ち着いて対処できるようになりました。

夫の小遣いはあえて多めに。「ちょっとちょうだい」がなくなった

小遣いが少ないと結局たりなくなって請求され、家計からちょこちょこ出すことに。飲み代も込みで多めに渡し、夫が必要な物もすべてそのなかで買ってもらうようにしました。

大きな買い物は必ず現金払い!利息ほどムダな物なし

今は住宅ローンと娘2人の教育費で手いっぱいなので、これ以上、月々の出費を増やすのはNG。車や家電などは必ず現金一括払いにして、毎月の家計を安定させつつ、ムダな利息を省いています。

スーツは1年前に買っておくと超お得

売っている時季が限られている商品は要チェック。入学式シーズンが終わるとスーツの値段が一気に下がるので、そのときに翌年の入学式用のスーツを買うとかなりの節約に。

「教育費はかけるとキリがないからわが家流ルールを貫いた」

姉妹それぞれに向いていること、必要な物は何かを見極めて、お金をかけるべき物とそうでない物のメリハリをつけています。

教育費は情報戦!学年が上のママ友に臨時出費を徹底リサーチ

上の学年にきょうだいがいる先輩ママから、中学や高校にどれくらいお金がかかるか、部活ではどんな出費があるかを教えてもらったので、早めにお金を備えておくことができました。

子どもの習い事は1人1つにしぼって「好き」を伸ばした

習い事をいくつもさせる余裕はなかったので、まわりはどうあれわが家は本人が望んだ物を1つだけ。その結果、長女は英語が得意になり、大学に推薦で入学できました。

私大は約3万円かかるから大学受験は親子でしぼり込んだ

大学は複数受けると受験料だけで何十万円もかかるけど、長女とよく話し合って「指定校推薦で入れる大学がいい」という本人の希望を尊重。受験料は最低限ですみました。

お年玉はまるっと渡して小遣い帳で管理させる

自分のお金をきちんと管理できる子になってほしいので、小学5年生のころからお年玉の使い方は本人任せ。使いみちをよく考えるようになり、ムダづかいをしなくなりました。

「将来、子どもに迷惑をかけないよう、若々しく元気な母でいたい」

老後は子どもの世話にならないようにしたいから、そのためにもお金は貯めておきたいし、自分磨きも必要だと思ってます。

お金をかけない健康法はすぐ試して自己管理

老いは止められないけど体重は増やさないようにしたい(笑)!食事時間に気をつけるダイエットを試したり、駅やビルでは階段を使うなど、日ごろから健康管理に気をつけています。

夢は娘たちと海外旅行!3年後に30万円貯めたい

今はパート代を全部教育費に回しているけれど、余裕ができたら独身時代のように海外旅行にも行きたい!まずはK-POP好きの娘たちと韓国に行くのが目標です。

ヘアカットとカラーをそれぞれ専門店にしたら半額に

年を重ねるほど身なりはきちんとしていたいもの。美容院にも小まめに行きたいので、高い所はやめ、ヘアカットとカラーはそれぞれ安い専門店に行くようにして美容院代を節約。

Have a try!

□細かすぎる家計簿はやめてみる
□市販品を頼って料理してみる
□特別出費を多めに見積もってみる

参照:『サンキュ!』2020年4月号「ヤバイ!家計にならないために、今できること」より。

撮影/キム・アルム 編集/サンキュ!編集部

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