まさみさんの『豆腐ドリア』まさるさんの『凍り豆腐のチャンプルー』
2024/01/07
淡泊でクセがない豆腐は、合わせる食材や調理法でさまざまに味わいを変えるのが魅力。そこで今回は、豆腐をホワイトソースに見立てた一皿と、豆腐を凍らせて食感を変えた一皿をご紹介します。さて、お味はいかに?
<教えてくれた人>: 料理研究家 小林まさみ
料理研究家。わかりやすく作りやすい料理を提案。鮮魚店の娘として生まれ育ち、魚がおいしい港町を巡る旅が好き。
まさみさんの豆腐ドリア
豆腐ソースで、簡単、軽やか、ヘルシー!
材料(4人分〈27.5×17.5×高さ6cmの耐熱皿1つ分〉)
温かいご飯…500g
ウインナーソーセージ(幅1cmに切る)…6本(120g)
玉ねぎ(1cm角に切る)…1/2個
マッシュルーム(薄切り)…100g
[A]
ケチャップ大さじ5 ウスターソース大さじ1/2 塩小さじ1/2 こしょう少々
[B]
絹ごし豆腐1丁(約300g) 薄力粉大さじ3 塩小さじ1/6 顆粒コンソメスープの素ひとつまみ こしょう少々
ピザ用チーズ…70g
バター…大さじ2
サラダ油…大さじ1
作り方
(1)[A]を混ぜる。フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、玉ねぎを透き通るまで炒める。ソーセージ、マッシュルームを加え、しんなりするまで炒める。[A]を加えて炒め、ご飯も加えて炒め合わせ、耐熱皿に入れる。
(2)直径17cmの耐熱ボウルに[B]を入れ、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。ラップをふんわりと掛けて電子レンジで2分30秒加熱し、バターを加えて混ぜて溶かす。
(3)(1)に(2)をかけてチーズを散らし、220度に予熱したオーブンで約20分、焼き色がつくまで焼く。
まさるさんの凍り豆腐のチャンプルー
みっしりした豆腐に豚肉や野菜の味がじわっとしみた!
材料(4人分)
木綿豆腐(パックごと一晩凍らせたもの)…1丁(約300g)
豚こま切れ肉…150g
溶き卵…2個分
[A]
玉ねぎ(幅1cmに切る)1/2個 まいたけ(食べやすく裂く) 100g
春菊(ざく切り)…50g
にんにく(小・つぶして芽を除く)…1かけ
[B]
しょうゆ、みりん、オイスターソース各小さじ2 豆板醤小さじ1/2
サラダ油…適量
作り方
(1)ボウルに豆腐を凍ったままパックごと入れ、かぶるくらいの水を入れる。重しがわりに皿をのせて2~3時間おき、解凍したら豆腐を取り出して水けを絞り、一口大にちぎる。
(2)フライパンにサラダ油大さじ1を強火で熱し、溶き卵を入れて半熟に炒めて取り出す。[B]を混ぜる。
(3)フライパンを拭き、サラダ油小さじ1、にんにくを入れて中火で炒める。香りが立ったら強めの中火にし、豚肉を加えて炒め、ほぼ色が変わったら、[A]を加えて約1分炒める。豆腐を加えて約30秒炒め、[B] 、春菊、(2)を加えて炒め合わせる。
● 電子レンジについて
・電子レンジの加熱時間は、600Wの場合の目安です。
・電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますのでご注意ください。
<教えてくれた人>
・小林まさみさん
料理研究家。身近な食材で作る手軽でしゃれた料理で大人気。豆腐が大好きで「一年中豆腐は欠かしません!」。
・小林まさるさん
小林まさみさんの義父で、シニア料理研究家。絹ごし豆腐派で、おかずやつまみに豆腐を愛食する。
参照:『サンキュ!』2024年1月号「今日もお豆腐日和です」より。掲載している情報は2023年11月現在のものです。調理/小林まさみ、小林まさる 撮影/福尾美雪 取材・文/渡辺ゆき 編集/サンキュ!編集部