あまったそうめんを大量消費!やらなきゃもったいない絶品そうめんレシピ4
2024/09/20
そうめんって夏になると無性に食べたくなって、たくさん買い込んだのはいいけれど、お中元とかでいただき、予想以上に増えてしまったりしませんか?
そこで、今回は普通の食べ方以外にもおいしくいただけるそうめんのレシピを紹介します。じつは、そうめんって、いろいろな使い方ができるんですよ。ぜひ参考にしてください。
1.そばめし風そうめん
ゆでたそうめんがあまってしまった場合などに便利なのがご飯と合わせるメニューです。
食べる量がご飯で調整できるので、便利なレシピだといえますね。
そばめしは、1955年頃、神戸市長田区のお好み焼き店で誕生したと言われています。誕生のきっかけは、客が弁当のご飯といっしょに焼きそばを鉄板で炒めとほしいと頼んだことがきっかけでした。以来、神戸のソウルフードになっていきます。
以下、今回のレシピを紹介します。基本的には冷蔵庫にあるものを使います。
<そばめし風そうめん 1人分>
■材料
そうめん 1/2束
ご飯 150g
キャベツ 2枚
人参 4cm
ハム 1枚
万能ねぎ 3本
ラード 大さじ1
天かす 大さじ2
お好み焼きソース 大さじ1
醤油 小さじ1/2
青のり 適量
■手順
具材はできるだけこまかく刻んでおきます。そうめんは3cmくらいに切っておきます。具材をラードで炒めて、ご飯とそうめんを入れ、天かす、お好み焼き用ソース、醤油を入れたらできあがりです。
ポイントはラードですね。もちろんサラダ油でもいいのですが、ラードのほうがお店っぽくなります。また、ソースはウスターソースや中濃ソースでもいいのですが、お好み焼きソースを使うとなんだかそれらしくなりますね。
お弁当にしてもいいかもしれません。
2.カプレーゼ風そうめん
イタリア料理にカプレーゼというモッツアレラチーズとトマトを使った料理があります。ここに冷たいパスタを入れて、冷製パスタにするメニューがあります。そのそうめん版だと思ってもらえるといいのではないでしょうか。
なので、そうめんはゆでて水洗いをしたものを使います。
<カプレーゼ風そうめん 1人分>
■材料
そうめん 1束
トマト 中1個
モッツアレラチーズ 50g
バジル 数枚
オリーブオイル 大さじ1.5
塩コショウ 少々
白だし 小さじ1/2
■手順
スーパーで売られているモッツアレラチーズは一口サイズのものと1個になっているものがあります。たいてい内容量は100gでちょうど2人分くらいです。ミニトマトを使う場合は一口サイズのものを使うと便利です。
ポイントは白だしです。ちょっと入ることで、そうめんをおいしくいただけます。
3.そうめんシューマイ
シューマイの皮をそうめんにしたものです。見た目がハリネズミのようで、ちょっと違和感があるかもしれませんが、簡単にできて、一度食べてみるとそのおいしさは抜群です。
<そうめんシューマイ 2人分>
■材料
豚ひき肉 150g
生姜 ひとかけ
片栗粉 大さじ1
玉ねぎ 中1/8
鶏ガラスープの素 小さじ1
オイスターソース 小さじ2
ごま油 小さじ1
レタス 3枚
■手順
ひき肉におろしたしょうがとみじん切りにした玉ねぎ、片栗粉、調味料を合わせて、よく混ぜます。
全体を6等分にわけて、ボール状にします。
1~3cmほどにくだいたそうめんをよくまぶします。お皿にレタスの葉をちぎって敷き詰め、ラップをして電子レンジへ。そうめん部分もしっかり柔らかくなります。
食べるときは、普通にシューマイを食べるときのように辛子に醤油でもいいですし、ポン酢もいいですね。ウスターソースも合いますよ。
4.そうめんお好み焼き
ゆでてあまったそうめんでもOKですし、新たにゆでても大丈夫です。広島風のお好み焼きにはソバが入っていますが、そのそうめんバージョンです。
<お好み焼きそうめん 1人分>
■材料
そうめん 1束
キャベツ 1/8個
薄切り豚バラ肉 2枚
玉子 1個
粉末かつおだし 小さじ1
小麦粉 大さじ3
水 80ml
ウスターソース 大さじ1
お好み焼きソース 大さじ2
かつお節 適量
万能ねぎ 適量
■手順
まず、そうめんをフライパンでいためます。そのとき、ウスターソースを入れてまぜておくといいですね。
いったんそうめんを取り出し、豚バラ肉をフライパンに敷き、水で溶いた小麦粉を入れ、そこへキャベツとそうめんを入れて、フライパンに蓋をして、ちょっと蒸し焼きにします。
フライパンからお皿にうつしたら、フライパンに玉子を割り入れて、広げ、そこへお好み焼きをもどして、少し加熱しひっくり返したらでき上がりです。お皿に移して、お好み焼きソースや刻んだ万能ねぎ、かつおぶしなどをかけていただきましょう。
以上は、フライパンを使った広島風お好み焼きの作り方です。ホットプレートなどを使えば、もっと簡単にできますね。フライパンでも、大阪風のようにすべてを混ぜて焼けば簡単にできますよ。
お好みの調理方法で試してみてください。
まとめ
そうめんといえば、めんつゆで食べるものだという固定観念があるとなかなか消費は進みませんね。そうめんはいろいろな麺料理にアレンジできるので、怖がらずにいろいろチャレンジしましょう。
冷たい料理から温かい料理まで幅広く使えるのがそうめんです。
そう考えるとあせって消費しなくても、少しずつ好きな方法で消費していけばいいのではないかと思います。
■監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。