台湾ラーメン、グリーンカレー、ナポリタン!?一度は試してほしい袋ラーメンのアレンジレシピ4選
2024/10/18
気温が下がってくると食べたくなるのが袋ラーメンですね。最近の袋ラーメンは昔に比べると格段においしくなっています。でも、毎回同じ調理方法では飽きてしまいます。
そこで今回は取材でいろいろな飲食店に聞いた袋麺のアレンジレシピを紹介します。意外なことですが、飲食店のもまかないで袋麺を食べるお店がけっこうありました。それだけ袋ラーメンは簡単で便利、そしておいしいものなんですね。
今回のレシピは、袋ラーメンの塩、醤油、味噌などを使います。味さえ守ればどのメーカーのラーメンでも構いません。
独特の辛味がクセになる「台湾ラーメン」
台湾ラーメンは、名古屋の「味仙」というお店が発祥と言われています。ですから台湾ではなく日本発祥のラーメンなんですね。独特な辛さがあり、一度食べるとクセになる味わいです。
アレンジレシピでは醤油味の袋麺を1袋使います。
■台湾ラーメンのレシピ(1人前)
<材料>
麺 1つ
付属のスープ 1袋
豚ひき肉 100g
ニラ 1/4束
にんにく 1片
水 袋にかかれている分量
豆板醤 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 小さじ1
サラダ油 小さじ1
<調理方法>
にんにくをみじん切りにし、鍋にサラダ油を入れて、にんにくを炒めます。香りが出たら豚ひき肉を入れて、よく炒め、豆板醤、オイスターソース、砂糖、5cmに切ったニラを入れて取り出します。
同じ鍋に袋麺に書かれた分量の水を入れて沸騰させます。沸騰したら、麺を入れてほぐします。麺がほぐれたら、付属のスープを入れ、時間通りに茹でます。茹で上がったら丼に入れ、先程取り出した豚ひき肉とニラをトッピングし、ごま油をかけまわしたらでき上がりです。
辛いのが好きな人は豆板醤を多めにしましょう。
タイのラーメン「バミー」風のレシピ(1人前)
知り合いの町中華にパクチーを使ったラーメンがあり、女性客に大人気です。そこで教えてもらったのがこのバミー風のラーメンです。バミーとはタイで人気の麺で、日本のラーメンの麺とよく似ています。それを袋麺でアレンジしてみました。
アレンジレシピでは塩味の袋麺を1袋使います。
■バミー風ラーメンのレシピ(1人前)
<材料>
麺 1つ
付属のスープ 1袋
パクチー 適量
もやし 適量
冷凍エビ 大きめのもの2尾
ナンプラー 小さじ1
砂糖 小さじ1
レモン汁 小さじ1
<調理方法>
作り方は普通に塩ラーメンを袋に書いてある通りに茹で、途中でもやしと戻した冷凍エビを入れ、麺がほぐれたら、添付のスープ、ナンプラー、砂糖、レモン汁を入れて、丼に移します。
最後にパクチーを添えればでき上がり。あれば、フライドオニオンをのせれば、エスニック感が増します。
我が家ではパクチーがあまるとこのアレンジメニューで一気に消費します。
味噌風味が隠し味の「ナポリタン」
ちょっとスープの麺に飽きたときなどナポリタンにしてみるのもいいでしょう。簡単にできて、一度食べてみるとスパゲティとはまた違ったおいしさに気づくことでしょう。
アレンジレシピでは味噌味の袋麺を1袋使います。
■袋ラーメン・ナポリタンのレシピ(1人前)
<材料>
麺 1つ
付属のスープ 小さじ1
ベーコン 数枚
ホワイトマッシュルーム 5個
ピーマン 1/2個
水 袋に書いてある分量の半分
ケチャップ 大さじ2
無塩バター 5g
<調理方法>
まず、フライパンに袋に書いてある分量の半分ほどの水を入れて沸騰させます。麺を入れたら、フライパンに蓋をして加熱。
茹で時間の半分ほどで麺をひっくり返し、再び蓋をします。麺を茹でている間に、ピーマンを細切り、ホワイトマッシュルームを縦に切っておきます。また、ケチャップに袋麺のスープ小さじ1を入れ、よく混ぜておきます。
麺が茹で上がったら、そこへ具材を入れます。少し炒めたら、ケチャップを入れてください。これで水気がなくなるまで炒め、バターを入れればでき上がりです。
ちょっと柔らかめの麺がスパゲティとは違っておいしくいただけます。ケチャップではなく、とんかつソースを使えば普通に焼きそばになりますね。
あまったスープは、逆に普通のスパゲティでナポリタンをつくるときに小さじ1をケチャップに混ぜると隠し味になります。また、カレーをつくるときなどに少し入れると、けっこういい隠し味になりますよ。
エスニックな味わいの「グリーンカレーラーメン」
カレー店を取材したときにまかないのメニューをおしえていただきました。なにげないレシピでしたが、実際自分で作って食べてみるととてもおいしくできました。
アレンジレシピでは塩味の袋麺を1袋使います。
■グリーンカレーラーメンのレシピ(1人前)
<材料>
麺 1つ
付属のスープ 1袋
人参 1/6本
もやし 1/4袋
しめじ 数本
キャベツ 数枚
ミニトマト 2個
水 袋に書いてある分量の半分
グリーンカレーの缶詰 1個
サラダ油かオリーブオイル 大さじ1
<調理方法>
まず、鍋に油を入れて野菜を炒めます。炒めた野菜を取り出し、袋に書いてある分量の水の半分ほどを鍋に入れ、沸騰したら麺を入れて、ほぐしていきます。
ほぐれたら、野菜を戻し、袋麺のスープ、グリーンカレーの缶詰を入れて、ひと煮立ちしたらでき上がりです。
カレーはグリーンカレーの缶詰を使っていますが、普通にレトルトのカレーを使っても大丈夫です。カレーの種類はグリーンカレーでなくても大丈夫です。頭で想像した袋麺+カレーといった感じではなく、新たな味になっています。そして、かなりボリューミーです。食べ盛りのお子さんなどにちょうどいいメニューですね。
まとめ:袋麺のアレンジレシピが我が家の新定番になるかも?
袋麺のアレンジはネットにもいろいろとレシピが紹介されています。その通りにつくるというよりも、自宅の冷蔵庫にある食材を使って、自分なりのアレンジを加えていくと、我が家の定番になることもありますよ。
アレンジのバリエーションが多いのは塩ラーメンですが、醤油や味噌もいろいろとメニューがあります。みなさんもぜひ袋ラーメンのアレンジを楽しんでみてください。
■執筆/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。