見落としがちのこの場所。じつは汚れています!!

2023/05/05

忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザーの中村美幸さんに教えてもらう掃除のコツ。
今回は、じつは汚れている見落としがちな場所の掃除方法をご紹介します。

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床と同様に、壁もお手入れが必要なのは知っていますか?

一見汚れていないように見えますが、目に見えない汚れが少しずつ積もり、溜まっていきます。放っておくとハウスダストが発生しアレルギーを起こしたり、汚れからシミに変化することもあるのでお掃除が必要です。
今回は日本でよく使われている、一般的なビニールクロスのお手入れ方法を解説します。

壁にどんな汚れが付着しているのか

・ほこり
・花粉
・油煙
・触った時に付く手あか
・湿気が多いお家ではカビ
・タバコのヤニ
など。

お手入れの仕方

用意するものはホコリ取り、雑巾、バケツ、必要であれば洗剤(食器用洗剤でOK)。
市販されているほこり取りを使って、壁に付着したほこりを取り除きましょう。

お部屋の構造を見て、短い距離の場所を行ったり来たりします。上の方から右↔︎左に向かって動かします。ホコリ取りに、ホコリをくっつけるようなイメージで取っていきます。

汚れやすい階段の下の壁などは、よく見るとホコリや髪の毛が付着していることが分かります。
ほこりを取ったあと、バケツに水を浸して固く絞った雑巾で拭きます。
普段の手入れはこのくらいでOKです。

汚れがひどい場合

それでも汚れが落ちない場合には、住宅用洗剤を使用しましょう。バケツに水を張り、食器用洗剤を数滴たらし、雑巾を浸し固く絞って壁を拭きます。

カビやヤニ汚れは専門的なお掃除方法となるため、今回はホコリや手あかといったちょっとした汚れのお手入れ方法を解説しました。
普段、壁の汚れまで意識することは少ないかもしれません。
床掃除をする前に、まずは小さな場所から1箇所、壁のホコリを落として拭くだけで綺麗になり、心もスッキリしますよ。

ただし壁にも様々なタイプがあり、紙製のクロスや漆喰壁や珪藻土でできている壁などはその限りではありません。 水をつけたり擦ったりするとかえって壁を傷つけてしまう恐れがありますので、クロスの種類がわからない場合は住宅メーカーに問い合わせましょう。

■執筆/中村美幸…忙しくても子どもがいても綺麗にスッキリ暮らす、整理収納アドバイザー。クリンネストや企業内整理収納マネージャーの資格ももつ。
編集/サンキュ!編集部

※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

 
 

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