料理苦手でも失敗なし!調味料は「ぽん酢」だけ!水を加えて煮るだけでおいしくつくれる、しっとりやわらか鶏肉レシピ
2023/11/02
料理をつくるとき、味付けに何種類もの調味料を使うのが面倒に感じることってありますよね?
筆者もつくる時間が惜しいときや、疲れてクタクタなときには、できるだけ調味料の種類が少なくてもおいしくつくれる料理を選んでいます。
今回は、管理栄養士のゆかりさんが、料理が苦手な人でも失敗なくつくれる、調味料は「ぽん酢」しか使わないレシピをご紹介します。
お子さんでもつくりやすい方法なので、ぜひ試してみてくださいね。
材料は?
今回ご紹介するのは、「鶏肉のぽん酢煮」です。
(この記事内では、ぽん酢醤油のことをぽん酢と呼んで説明していきます)
基本的な食材と使用量は、つぎの通りです。
・鶏肉(むね、もも、骨付き、何でも可)……300gくらい
・ぽん酢……100㏄
・水……200㏄
このほかにも、お好みで酒、しょうが、にんにく、砂糖、みりんなどを少々加えても構いません。
よりやわらかく仕上げたければ酒、香りを加えたければしょうがやにんにく、酸味をまろやかにしたいときは砂糖やみりんなどの甘味を加えるのがおすすめです。
また、大根、にんじん、ごぼう、れんこんなどの野菜を一緒に煮込んだり、ねぎやきのこなどを途中で加えて具だくさんにするのもいいですね。
この記事では、ゆで卵と長ねぎを途中から入れてつくる方法をご紹介します。
つくり方は?
1.鍋の中に、表面の水分をキッチンペーパーで拭き取った鶏肉、ぽん酢、水を入れます。
(このとき、できるだけ鶏肉に煮汁が浸るよう、ぴったり収まるくらいの鍋底の大きさのものを選ぶと◎)
2.中火にかけ、沸いてきたら吹きこぼれない程度に火加減を弱め、フタをして15分ほど煮ます。
3.フタを取ってゆで卵、食べやすく切った長ねぎを加えます。途中、上下を返しながら煮ていき、煮汁が少なくなって食材に煮汁の色が付いたら火を止めます。
4.器に盛りつけて、出来上がりです。
根菜やいもなどの火が通りにくいものを生で加える場合は、肉と一緒に最初から煮ます。また、下ゆでなどの加熱済みの食材や火が通りやすいものは、ゆで卵や長ねぎと同じタイミングで入れてください。
ぽん酢の塩分や酸味などは商品によって異なるので、途中で味見をして水やそのほかの調味料を加えて加減することをおすすめします。
具材に脂身の付いている鶏肉を使えば、酸味のある味との相乗効果で食欲をそそる仕上がりになるでしょう。
また、酸の作用で骨が外しやすくなるので、骨付き肉を使うとうま味の詰まった骨のきわまできれいに食べやすくなることが期待できますよ。
ご紹介した内容にお好みでアレンジを加え、簡単につくれる「鶏肉のぽん酢煮」をおいしくつくってみてくださいね!
■執筆/ゆかり…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。1児の母。
編集/サンキュ!編集部
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