わさびとみそが絶妙なマッチング!わさびみそチキン他3選
2019/06/22
少しずつ気温が上がり、季節は夏へ。じめじめした季節にもぴったりの「鶏肉おかず」をご紹介します。濃いめに味つけしたり、抗菌効果のある調味料と組み合わせるなど、参考になるテク満載です。
わさびみそチキン
みそのコクに、わさびの辛みと風味がほんのりと香ります。
【材料(1人分)】
鶏もも肉……1/2枚
塩、こしょう……各少々
小麦粉……適量
さやいんげん……4~5本
A(みそ、酒各大さじ1 おろしわさび小さじ1/2 みりん大さじ2)
白いりごま……小さじ1
サラダ油……小さじ2
【作り方】
(1)鶏肉はそぎ切りにして塩、こしょうをふり、小麦粉をまぶす。さやいんげんは長さ4~5cmに切る。ボウルにAを混ぜ合わせておく。
(2)フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を皮目から入れて焼く。ふたをして3~4分焼いたら裏返し、さやいんげんを加えてふたをし、蒸し焼きにする。Aを加えて煮からめ、白いりごまを混ぜる。(1人分475kcal)
★いたみにくいPOINT
鶏肉はそぎ切りにして火を通りやすくする
鶏肉のガリ炒め
具に味つけに。ガリが大活躍!
【材料(1人分)と作り方】
(1)ピーマン2 個は幅1cmに切る。鶏胸肉1/2枚はそぎ切りにしてから幅2cmに切り、ボウルに入れて塩、こしょう各少々、水大さじ1 をもみ込む。
(2)フライパンにサラダ油小さじ2 を中火で熱し、鶏肉に小麦粉適量をまぶして入れる。焼き色がついたら裏返し、ピーマンを加えて炒める。甘酢しょうが20g、甘酢しょうがの汁大さじ1 を加えて炒め合わせ、しょうゆ小さじ2 を加えてからめたら、塩、こしょう各適量で味をととのえる。 (1人分299kcal)
マスタードチーズフライ
淡泊なささ身にこくをプラス。
【材料(1人分)と作り方】
(1)鶏ささ身3 本は筋を取って観音開きにし、塩、こしょう各少々をふる。表面に粒マスタード大さじ1/2を均等に塗り、スライスチーズ1枚を3等分にしてそれぞれにのせて半分にたたむ。
(2)フライパンに揚げ油適量を深さ1cmくらい入れて中温(170℃)に熱する。1 を半分に切り、小麦粉、溶き卵、パン粉各適量の順にころもをつけて入れ、揚げ焼きにする。(1人分514kcal)
鶏の香味焼き
薬味と辛みで香り高く!
【材料(1人分)と作り方】
(1)鶏もも肉1/2枚は一口大に切る。ボウルに入れ、おろししょうが大さじ½、ねぎのみじん切り5cm分、赤唐辛子の小口切り1/2本分、しょうゆ、酒各小さじ2、みりん大さじ1 を入れて混ぜ、10分ほどおく。
(2)フライパンにサラダ油小さじ2 を中火で熱し、1 を汁けをきって入れる(漬け汁は残しておく)。焼き色がついたら弱火にしてふたをし、蒸し焼きにする。火が通ったら漬け汁を加えてからめる。(1人分367kcal)
*揚げ油の温度。中温(170℃)=乾いた菜箸の先を鍋底に当てると、細かい泡がシュワシュワと出る状態。*揚げ焼きをするとき、IHクッキングヒーターをご使用の場合は、取扱説明書を確認し、指定の油量を必ず守って調理してください。
*気温の高い時季は、おべんとうがいたみやすいので注意してください。気温25℃以上の日は生野菜を避け、卵や練りもの、肉・魚類にきちんと火を通すことをおすすめします。
濃いめの味でご飯が進みます。鶏肉おかずのレパートリーにぜひ加えてください。
<教えてくれた人>
ほりえさちこさん
料理研究家。作りやすくおしゃれな家庭料理の提案で、雑誌・テレビなどで活躍中。アイデア満載のおべんとうレシピに定評がある。『おいしさ満点!中高生の基本のお弁当』(成美堂出版)。
参照:『サンキュ!』7月号「いたみにくいべんとう2019決定版」より。掲載している情報は19年5月現在のものです。調理/ほりえさちこ 撮影/豊田朋子 熱量計算/本城美智子 構成・文/田久晶子 編集/サンキュ!編集部
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