一発激うま!仕上げにめんつゆかけるだけ!もりもりボリュームおかず

2022/07/08

麺料理に欠かせない「めんつゆ」は、実はいろいろな料理に使える万能調味料。フライパンで加熱することで香ばしさがアップするので、炒めものや焼きもの調理の仕上げにおすすめです。これひとつあれば味が決まるので、忙しい日のごはん作りにも便利!そんなめんつゆを使った、ボリュームおかず3品をご紹介します。

料理コラムニスト。大学時代に始めたブログ「含み笑いのカフェごはん」が支持を集め、2011年に初の料理本『sy...

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<教えてくれた人>
山本ゆりさん
身近な材料で簡単にできるカフェ風ごはんと日常をユーモラスにつづったブログが人気。ブログをまとめた料理本『syunkonカフェごはん』シリーズをはじめ、さまざまな雑誌で活躍。

鶏胸肉と夏野菜の焼きびたし

ただ水で薄めただけのめんつゆ。これが最強の漬けだれに!揚げびたしならぬ焼きびたしだけど、浸す時点でサクサク感は奪われるから、これで充分。フライパンに直接めんつゆ投入で洗い物も減ります。

【材料(4人分)】
鶏胸肉 … 1枚
A(めんつゆ大さじ2 水大さじ6)
なす … 2個
ズッキーニ … 1本
プチトマト(赤・黄) … 各4個
塩、こしょう … 各少々
片栗粉 … 大さじ1
サラダ油 … 大さじ5

【作り方】調理時間15分
(1)下ごしらえをする
なすは長さを半分に切って縦に四つ割りに、ズッキーニは厚さ7㎜ の輪切りにする。プチトマトはへたを取り、楊枝で数カ所を刺す。鶏肉はそぎ切りにして塩、こしょうをふり、片栗粉をまぶす。

(2)焼く
フライパンにサラダ油を中火で熱し、鶏肉を入れて焼く。肉の色が変わったら裏返し、端に寄せて、ズッキーニ、なすを入れて焼く。両面に焼き色がついたら、火を止めてフライパンの油を拭き、A、プチトマトを加えてそのままさます。

豚こまとピーマンの照り炒め

炒めものだって、めんつゆにお任せ。1本で味がバチッと決まります! あえて薄めずにフライパンに直接注いで、水分をとばすように炒めるのがコツ。香ばしくてめんつゆだけとは思えない味に♪

【材料(4人分)】
豚こま切れ肉 … 300g
めんつゆ … 大さじ3
ピーマン … 4個
玉ねぎ … 1個
片栗粉、サラダ油… 各大さじ1

【作り方】調理時間10分
(1)下ごしらえをする
ピーマンはへたと種を取って乱切りに、玉ねぎは横半分に切ってから幅2㎝ に切る。豚肉は片栗粉をまぶす。

(2)炒める
フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を炒める。肉の色が変わったら、ピーマン、玉ねぎを加え、油が回ったら、めんつゆを加えてからめる。

豚バラ肉のもりもり豆腐ステーキ

片栗粉を豚肉にまぶす。たったこのひと手間で、めんつゆが豚肉にからんでこってりした甘辛だれに!豆腐は水きりをしなくても、粉をつけなくても、表裏をじっくり焼けばOK。

【材料(4人分)】
豚バラ薄切り肉 … 500g
A(めんつゆ大さじ2 水大さじ3)
絹ごし豆腐 … 2丁(600g)
片栗粉 … 大さじ1
サラダ油 … 小さじ4
万能ねぎの小口切り… 適量
(好みで)粗びき黒こしょう… 適量

【作り方】調理時間15分
(1)豆腐を焼く
豆腐はペーパータオルで水けを拭く。豚肉は幅3㎝に切り、片栗粉をまぶす。フライパンにサラダ油小さじ3を中火で熱し、豆腐を入れて焼く。焼き色がついたら裏返し、両面焼いて器に盛る。

(2) 肉を炒める
1のフライパンにサラダ油小さじ1をたして豚肉を炒め、肉の色が変わったら余分な脂をふき、Aを加えてからめる。1の器にたれごとのせ、万能ねぎを散らし、好みで粗びき黒こしょうをふる。

香り豊かで食欲そそる一品の出来上がり!家にある材料や調味料で作れるので、ぜひお試しください。

参照:『サンキュ!』8月号「暑い夏はめんつゆ×特売肉だけでほぼ15分おかず」より。掲載している情報は19年6月現在のものです。

調理・スタイリスト/山本ゆり 撮影/鈴木泰介 構成/草野舞友 取材・文/田久晶子 編集/サンキュ!編集部

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