【管理栄養士監修】「チンジャオロース」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ
2021/03/14
チンジャオロースは、味が濃いめでごはんに合うおかずのため、カロリーも当然高めになります。しかし、調理法や材料の工夫次第では、カロリーを抑えながらおいしく食べることができるおかずと言えます。本記事ではチンジャオロースのカロリーや手作りする際の注意点をご紹介します。
なお、文中のカロリー値は各種参考データを元に独自計算したものとなります。
チンジャオロースを食べると太りやすい?
チンジャオロースの1食分のカロリーは300kcalほどで、そのうちの大半が脂質によるカロリーで占められていることから、脂質が高い料理と言われています。
そのため、チンジャオロースは脂質を気にしている人やダイエット中などには、おすすめできないと言えるでしょう。
チンジャオロース1食分のカロリー
チンジャオロースは油をたっぷり使っているためカロリーが高いと思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、チンジャオロースのカロリーは、同じ分量でも使う肉の種類によっては変わります。
チンジャオロース1食あたりのカロリーは、318kcalです。
チンジャオロースの炭水化物量は?
チンジャオロースは、油や肉を使うことで脂質を多く含んでいますが、炭水化物量はあまり多くありません。1食あたり9.06gの炭水化物が含まれていますが、炭水化物に含まれている糖質を気にする人にとって、あまり気にせず食べられるくらい少ないと言えるでしょう。
ダイエット中にチンジャオロースを食べたくなった時の注意点
ダイエット中も、チンジャオロースを食べたくなる場合もあるでしょう。しかし、注意点がいくつかあります。
それは、一緒に食べるごはんの量を調整することと、ゆっくり食べることです。
一緒に食べるごはんの量を調整する
チンジャオロースは、基本的に味付けが濃いめで、食欲をそそる香りがするおかずです。濃いめの味付けの為、白いごはんと相性が良いです。
一口チンジャオロースを食べれば、一口白いごはんを食べるという食べ方は、歯止めが効きづらく、ごはんの量は多くなりがちです。
ごはんを多く食べるほど、摂取カロリーが増えていくことになるため、食べたい気持ちを我慢してごはんのおかわりをしないようにすることで、総カロリーを抑えることができるでしょう。
ゆっくり食べる
チンジャオロースは味も濃く、香りも良いため、食が進みやすいおかずです。そのため、どんどん食べ進めてしまいますが、早食いは太る原因になると言われています。
それは、脳の満腹中枢が関係しているためです。食事による血糖値の上昇を、約15分かけて満腹中枢が感知します。一口、一口にゆっくり時間をかけて食べることで食べ過ぎを防ぐことができます。
ダイエット中にチンジャオロースを食べたくなったら、よく噛んでゆっくり食べることを意識しましょう。
ダイエット中にチンジャオロースを手作りする時の注意点
ダイエット中にチンジャオロースを食べたい時は、市販のものを食べるより、手作りしたほうが、カロリーを抑えることができます。手作りする時は、チンジャオロースのカロリーの大半を占めているのが脂質なため使用する油の量に気をつけましょう。
また、チンジャオロースを手作りする時は、肉の種類にも気をつけることが重要なポイントと言えるでしょう。
使う油の量を減らす
チンジャオロースのカロリーを抑えるには、脂質を減らすことも重要なポイントになります。火が通りにくい食材は、予め電子レンジにかけてある程度火が通った状態で調理したほうが、炒める時に使う油の量を減らすことができます。
結果的に脂質を抑えることにもつながります。
肉の種類を工夫する
同じチンジャオロースでも、使う肉の種類によってもカロリーが異なります。
豚バラ肉や鶏もも肉のような脂身の多い肉よりも、赤身肉を使ったり脂身をできるだけ取り除いたりすることで、カロリーを抑えることができます。
チンジャオロースの食べ方を工夫しよう!
これまでチンジャオロースのカロリーや、炭水化物量、手作りするときの注意点をご紹介しました。
チンジャオロースのカロリーの大半は、脂質であるため脂身の少ないものにするなど、自分に合った方法を見つけることで、カロリーが気になる場合でもチンジャオロースをおいしく食べましょう。