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【管理栄養士監修】「鍋料理」は太りやすい?気になるカロリーと炭水化物量まとめ

2021/06/14

この記事では「鍋料理」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れたい調理法や、食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています。(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります。)

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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鍋料理を食べると太りやすい?

鳥の水滝
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鍋料理はたくさんの野菜を食べることができ、ダイエットなどでカロリーが気になる場合にも食べられている料理です。しかし、すべての鍋料理がカロリーを気にしなくていいわけではありません。

種類や食べ方などによって、そのカロリーや炭水化物量などは変わってきます。鍋料理であれば体によいと思い込まず、正しい知識を持っておきましょう。

鍋料理1食分のカロリー

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鍋料理にはさまざまな種類のものがあり、その種類によってカロリーは変わります。また、使う具材によってもカロリーは変わります。

食べる物のカロリーや、自分が摂取しているカロリーを把握することは、健康維持やダイエットなどの際に重要です。どのような種類の鍋料理がどのくらいのカロリーとなるのか、目安を把握しておきましょう。

水炊きのカロリー

水炊きは鶏肉がメインとなる鍋料理です。使う鶏肉の種類によって水炊きのカロリーは変わりますが、一般的な皮つきの鶏もも肉を使った水炊きであれば、そのカロリーは1食分(746.5g)で418kcalです。

水炊き自体はそれほど高いカロリーではありません。ただし、つけダレによってはカロリーを高めてしまうこともあるため注意しましょう。

もつ鍋のカロリー

一般的な牛もつ・キャベツ・ニラなどを入れた醬油ベースのもつ鍋は、1食分(524.75g)で388kcalです。

牛の大腸は豚もつよりもカロリーが低いですが、牛の小腸は豚もつよりもカロリーが高くなります。ダイエット中などカロリーを抑えたい場合などは、使うもつの種類も選ぶようにするといいでしょう。

豆乳鍋のカロリー

豆乳鍋は豆乳と出汁に野菜や肉などの具材でつくられた鍋料理です。豆乳が使われていることでヘルシーなイメージを持っているかたも多いでしょう。しかし、豆乳鍋は1食分(599.5g)で426kcalあり、ほかの種類の鍋料理と比べてもカロリーが低いということはありません。

また、豆乳鍋のシメにはリゾットやラーメンが人気で、チーズやご飯または麺を使うため、カロリーを急激に高めてしまう可能性もあります。

鍋料理の炭水化物量は?

すき焼き日本豚鍋料理 野菜を添えて アジアのグッドおいしいの伝統的な人気
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炭水化物量は水炊きであれば1食分(746.5g)で17.2g、もつ鍋であれば1食分(524.7g)で19.7g、豆乳鍋であれば1食分(599.5g)で18.1gです。

すき焼きの炭水化物量は、1食分(466.2g)あたり31.0gあり、鍋は種類によってカロリーが変わるように、炭水化物量も鍋料理の種類によって変わります。

鍋料理を食べる際のポイント

地鶏鍋
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ここまで、鍋のカロリーや炭水化物量について見てきました。多くの人に低カロリーでダイエットなどに向いていると認識されている鍋ですが、鍋であればどれでも低カロリーでダイエット中などに適しているというわけではありません。

どのようなポイントを押さえながら食べるべきなのかについて、見ていきましょう。

低カロリーな具材を入れる

鍋料理にはいろいろな具材を入れます。もし、その具材が皮つきや脂身の多い肉などのような高カロリーの物ばかりではダイエットに不向きな鍋料理となってしまいます。そのため、低カロリーの具材を中心につくるようにしましょう。

おすすめな具材としては、野菜、きのこ類、低脂質・高タンパクのタラなどの白身魚やイカです。また、鶏肉の代わりにサラダチキンを使ってもよいでしょう。

カロリーや炭水化物量が低いスープを選ぶ

先述しているように、鍋料理は種類によってカロリーが変わります。そのため、ダイエット中であれば、カロリーや炭水化物量(糖質)が低いスープ選びをすることも重要です。

鍋料理の種類では、キムチ鍋や土手鍋などカロリーや炭水化物の数値が高いうえ、味も濃いので食欲を増進させてしまいます。

また、つけだれについても、ゴマなどの濃厚なものよりポン酢などさっぱりしたものを選びましょう。

シメの具材選びに気を付ける

鍋のシメに雑炊やラーメン、リゾットなどをすることがあります。しかし、これらはご飯や麺、チーズなどを使うため、急激にカロリーと炭水化物量を高めてしまうことになります。

そのため、ダイエット中であれば鍋のシメは避けるべきでしょう。どうしてもシメを食べたいという場合には、豆腐麺やこんにゃく麺、刻んだカリフラワーを使ったり、食べる量を減らすたりなど工夫をしましょう。

シメを避ける代わりに、スープに味を加えて楽しむ方法をあります。その際は、塩分のとりすぎないよう、茶碗1杯程度などと量を決めたり、もったいなくてもスープを残すことで、溶け出した具材の油分や調味料の塩分などの摂取を抑えることができます。

鍋のカロリーについて知り食べ方を工夫しよう!

シーフード鍋
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鍋は野菜をたくさん食べられるためダイエット中に適した料理です。ただし、鍋にもいろいろな種類や食べ方があり、その中にはカロリーが高めな鍋もあります。また、鍋のシメにも注意が必要です。

しかし、鍋のカロリーや正しい食べ方、食べ方の工夫などを知れば、カロリーを制限している場合でも鍋を楽しむことはできます。鍋のことをよく知り、食べ方を工夫しながらふだんの食生活に取り入れてみましょう。

※参考にしたサイト

 
 

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