カフェ・ネイルにお金を使っても年100万円貯められるようになった!その方法とは?
2022/07/23
自分の好きなこと、カフェやネイルにお金を使っても年100万円貯めています!お金をかけたいポイントは人それぞれ、家族と自分にとって大事なことに使います。貯蓄の秘訣はやりくり費と妻小遣いを分けていること♪
<教えてくれた人>
サンキュ!STYLEライター Mさん(広島県 32歳)
夫(52歳)、長女(11歳)、長男(10歳)、二女(5歳)の5人家族。結婚12年目。住まいは3LDKの賃貸アパート。
◎Total Money Data◎
夫月収(手取り) 35万円
妻月収(手取り) 13万円
夫年収(手取り) 420万円
妻年収(手取り) 156万円
月貯蓄額 約12万3000円
年貯蓄額 約100万円
総貯蓄額 790万円
きっかけは、「お金をかけたいポイントは人によって違う」って気づいたことです
独身時代、家計簿をしっかりつけて100万円貯め、やりくりの自信をつけたMさんですが、結婚・出産で家族が増えると支出も増え、家計は赤字に。頑張っているのにやりくりがうまくいかず、罪悪感すら感じていたそう。でも、職場の人と欲しい物の話をしたとき、「人によってお金をかけたいポイントは違う」と気づいて変化が訪れます。家族と自分にとって大事なことは何かを考え「流行っているから」「みんな買っているから」という理由でお金を使うのをやめたら、買い物の満足度が上がり、無駄づかいが激減。自分の収入を増やす努力もあって、趣味を楽しむ余裕も生まれました。
やりくり費と妻小遣いを分ければ罪悪感なくお金を使える!
カフェやネイル代は、自分にとって大事な支出。削れないやりくり費とは分けて、自分の小遣いから出せば罪悪感なく使えるし、管理がしやすいので使いすぎも防げます。
【やりくり費】クレカ払いでポイントをためる!
使用頻度が高くポイントのたまりやすいクレジットカード2枚を厳選し、やりくり費は可能な限りカード払いに。アプリで支出管理ができるのでラクチン。
やりくり費の予算は、蛇腹ケースに入れて残金CHECK
給料日に、やりくり費を現金で下ろし、費目別に蛇腹ケースにIN。予算や残金は、目で見て確認しています。クレカで支払ったら「クレカ」のポケットに現金を移動して、使いすぎを防止。
【妻小遣い】現金払いで、使う実感と満足度を上げる
自分の小遣いは使いすぎを防ぐために現金で管理。クレカのようにポイントはたまらないけど、現金のほうが「使った~!」と実感できるので満足度もアップ。
【今月の支出】散財しがちな夫には、「今月の支出メモ」が効く!
月末、固定費やクレカの請求額を、銀行の引き落とし用口座に入金。入金前に、支出の内訳をざっくりメモして夫に見せれば、家計を共有できるので、ムダ使いの抑止力に!
わが家は、銀行の封筒に支出額をメモ。
好きなことにお金を使えるMさんの1カ月の家計表
<収入>
夫月収(手取り) 35万円
妻月収(手取り) 13万円
先取り貯蓄 10万円
<支出>
住居費 7万3000円
水道・光熱費 2万円
※年間合計額を12カ月で割って、平均額を予算にしています
保険料 1万円
※自動車保険料6000円、医療保険料4000円
通信費 1万8000円
※夫用の大手キャリアスマホ1台、格安スマホ3台、Wi-Fi含む
習い事代 4万円
※3人分の英会話教室、長女、長男のサッカー教室
学校給食費 1万円
保育園代 6000円
コンタクトレンズのサブスク代 5000円
ガソリン代 1万円
食費、日用品費 7万円
※外食費、夫の酒代含む
レジャー費 3万円
医療費 3000円
夫小遣い 3万円
妻小遣い 3万円
子ども小遣い 2000円
残し貯め 2万3000円
習い事は、苦手の克服より好きを優先すると、親にも子どもにも生き金になる
勉強は苦手だけど英語には関心があった長女を筆頭に子ども全員が英語を習っています。好きだからこそ続けられるし将来のためにもなるから、そのための出費は惜しみません。
海外に興味があるから、英会話教室に♪
教育費は、大学入学までに1人500万円を目標に備えます
教育費は、利率の低い学資保険は利用せず、貯蓄と投資で備えることに。大学入学までに1人500万円貯めるのが目標なので、妻の仕事も増やしていく予定です。
夫の酒は、割高でもコンビニで買ってよし!でも、余分な量は買わない
まとめて買えば割安だけど、あるとあるだけ飲んでしまう夫の酒は小まめに購入。余計な物まで買わないよう、酒だけ買うときはスーパーではなく、あえてコンビニで買います。
1日2缶までがルール。
優待狙いの株式投資で外食費はほぼ0円
家にいながらにして収入を増やしたいと思って始めた投資は主に優待狙いで、家族での外食に使うお店の株を保有。株主優待券があれば外食費はほとんどかかりません。
参照:『サンキュ!』2022年8月号「使っても貯まる人の貯め方」より。掲載している情報は2022年6月現在のものです。撮影/林ひろし 構成/出下真紀 取材・文/秋山由紀 編集/サンキュ!編集部