どうせ買うならひと工夫!買い方をちょっと変えて得する14の方法
2024/07/20
普段の買い物の仕方から、ふるさと納税や株主優待まで。物価高で食品の値上げラッシュが続く中、じわじわ上がり続ける食費を少しでも安く抑えるためのさまざまな工夫や方法を総力取材しました!
監修: 節約アドバイザー 丸山晴美
22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て...
<監修>: 節約アドバイザー 和田由貴
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザーなど、暮らしの専門家として活躍中。著書に『即実践!即効果!節約のプ...
<監修>: ファイナンシャル・プランナー 山崎俊輔
買い物や家計管理の合理的なアイデアを発信。年金や投資の教育家として連載も多数。著書に『新NISAとiDeCo...
- どうせ買うならひと工夫!買い方をちょっと変えて得する14の方法
- 1 【Apps&Web】よく行く店の公式アプリをダウンロードして買い物前にチラ見する(丸山さん)
- 2 【Apps&Web】いつもの店に行くだけで楽天ポイントがたまるアプリをCHECK!(丸山さん)
- 3 【Apps&Web】毎月必ず買う物は「Amazon定期おトク便」にすると最大15%オフ!(山崎さん)
どうせ買うならひと工夫!買い方をちょっと変えて得する14の方法
物価高の今、食費の節約に限界を感じている人は、まずは買い方を見直してみましょう。いつもの買い方をちょっと変えるだけで、お得をゲット&コストカットできる方法やコツをご紹介!
●アプリ&ネット編
<教えてくれた人>
ファイナンシャル・プランナー 丸山晴美さん
消費生活アドバイザー。身の回りの節約術からポイ活、資産運用のアドバイスまで幅広く発信。「知識ゼロでもまるっとわかるお金の基本」(宝島社)など著書多数。
・ファイナンシャル・プランナー 山崎俊輔さん
買い物や家計管理の合理的なアイデアを発信。年金や投資の教育家として連載も多数。著書に『新NISAとiDeCoでお金を増やす方法』(フォレスト出版)など。
1 【Apps&Web】よく行く店の公式アプリをダウンロードして買い物前にチラ見する(丸山さん)
スーパーやドラッグストア、コンビニの公式アプリはお得情報の宝庫!よく行く店のアプリをダウンロードし、買い物前のチラ見を習慣づけて。「セール情報やクーポン、ポイントアップも多く、1回の買い物で50円や100円得することも。年間で大きな差になります」。
2 【Apps&Web】いつもの店に行くだけで楽天ポイントがたまるアプリをCHECK!(丸山さん)
「楽天チェック」は対象店舗の指定エリア付近でアプリを起動し、ボタンをタップ(チェックイン)すると、楽天ポイントをゲットできるアプリ。「対象店舗はスーパーやコンビニなど身近なお店が多く、アプリ上に表示されるので、買い物など外出ついでにためられます!」。
3 【Apps&Web】毎月必ず買う物は「Amazon定期おトク便」にすると最大15%オフ!(山崎さん)
よく買う定番食品は「Amazon定期おトク便」を利用すると割引に。「月1回など好きな頻度で自動購入するシステム。単品でも安くなりますが、3種類以上の商品を同一の住所、同一の届け日にまとめると“おまとめ割引”が適用され、最大15%オフに!」。シャンプーや洗剤などの定番の日用品と一緒に利用するのも手です。
※定期おトク便の対象商品やおまとめ割引の適用対象は「Amazon.co.jp」で確認してください。
4 【Apps&Web】ネットショッピングではすぐ買わず、リストを活用して最安値でゲット!(山崎さん)
ネットショッピングでは商品をカートではなく、まず「リスト」に入れるのが正解。「Amazonは“ほしい物リスト”、楽天は“お気に入り”に入れておくと、セールやポイントアップなどの通知がくるので便利。衝動買いを防げ、お得なタイミングで買うことができます」。
5 【Apps&Web】「Pay Payなど×市区町村」のお得なコラボ企画を逃さない!(丸山さん)
PayPayなどのコード決済は、自治体や商店街とのコラボで20%、30%のポイント還元キャンペーンを随時開催。「PayPayではキャンペーン中や開催予定の自治体を公式サイトで確認できるので、地元はもちろん、旅行に行く際は旅先が該当していないかもチェックを」。
6 【Apps&Web】サイトの購入品を「店頭受け取り」にすれば、1品からでも送料無料になるサービスをチェック!(丸山さん)
ネットスーパーやネット通販の配送先で、「店頭受け取り」があったら要チェック。「イオンや無印良品などでは、サイトで注文した商品を指定の店舗で受け取れるサービスも。店頭受け取りにすれば、送料無料になるまで買う必要もありません」。
7 【Apps&Web】サンプル系アプリやサイトで格安なお宝を見つける!(丸山さん)
話題の新商品や企業が宣伝したい商品をお得にお試しできる、サンプル系サイトやアプリにも注目!「飲料やお菓子などが、定価の30%から50%オフなどで手に入ることも。食品以外にコスメや日用品などもあるので、お宝探し感覚で定期的にチェックしてみて」。
●丸山さんおすすめ!サンプル系アプリ&サイト
・Vサンプル
新商品や話題の商品が無料でもらえたり、少額で試せるサービス。飲料や食品以外に、日用品も充実。「200円の購入でVポイントが1ポイントたまり、1ポイント1円で使うことができます」。
・サンプル百貨店
有名メーカーの飲料や食品がそろう、日本最大級のお試しサイト。「購入単位が多めなので、飲料や缶詰、レトルト食品など、よく消費するストック品が狙い目。初回限定で半額以下で買えるコーナーも必見!」。
●スーパー編
<教えてくれた人>
節約アドバイザー 和田由貴さん
消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザーなど、暮らしの専門家として活躍中。著書に『即実践!即効果!節約のプロがおしえる家計防衛術100』(辰巳出版)など。
8 【Supermarket】スーパーはできるだけ早い時間に行く
「パンや乳製品、大豆加工品などのデイリー食品は、朝の品出しのときに賞味期限が近い物に見切りシールが貼られるので、開店後早めに行くのが正解です」。早い時間帯だと、新鮮で日持ちする食品もゲットできます。
9 【Supermarket】買い物は肉売り場から回ってムダ買い回避!
「メイン→副菜の順で献立を考えるように、買い物も肉や魚などのメイン食材を買ってから、それに合う野菜を買うのがおすすめ」。食材を無計画に買いすぎるのを防ぐ効果も!
10 【Supermarket】PB(プライベートブランド)商品=底値と心得る!
物価高で底値が判別しにくい今は、価格が安定している大手スーパーのPB商品を底値と考えて。「今までの底値にこだわりすぎず、自分なりの妥協価格を持つことも大切です」。
11 【Supermarket】食費の予算は3対1に分ければくずれにくい!
1カ月の食費の予算は3対1に分けるのがコツ。「日々の買い物の分を3、米や調味料などたまに買う物の分を1の割合に設定すると、月の予算を管理しやすくなり、くずれにくくなります」。
●読者発★私のお得なスーパー買い物術
12 【How to buy Cheaply】油が高いから、揚げものは安い総菜を買ってお宝冷凍!(岡林美輝さん)
揚げものは総菜が安いときに買って、冷凍保存。「冷凍食品よりサイズが大きくて食べ応えがあり、家で揚げないから油代も、作る手間もカットできます♪」。
13 【How to buy Cheaply】イベントごはんは赤札を狙う!(ナカムラマリコさん)
恵方巻きなどの日持ちしない商品は売れ残りを狙い撃ち。「その日のうちに割引シールが貼られるので、タイミングを見計らって買い物に行けば、お得に買うことができます!」。
14 【How to buy Cheaply】サービスデーの翌日が割引きの穴場!(mihoさん)
イオンのお客さま感謝デーなど、来店客が多い日は仕入れ数も多め。「だから翌日に行くと、売れ残った野菜などが半額になっていることも。すぐ使う食材なら迷わずゲット!」。
※この記事は『サンキュ!』17年9月号~23年4月号に掲載された記事を抜粋、加筆、再編集しています。
※名前、年齢、家計状況などについては取材当時の情報を掲載しており、現在とは変わっていることがあります。
参照:『サンキュ!』2024年8月号「食費の下げ方事典」より。掲載している情報は2024年6月現在のものです。構成・文/鹿島由紀子 編集/鈴木啓代 編集/サンキュ!編集部