「一生お金に困らない人」になるために今から意識すべき5つのルール

2020/09/08

「人生100年時代」と言われる一方で「老後2,000万円問題」もあり、長生きすればするほどお金がかかりそうです。長命は本来ならおめでたいことなのに、お金のことが絡むと喜んでばかりはいられない気持ちに。

長生きしても「一生お金に困らない」ために、今すべきことは? 今からやっても間に合うことは? 

全国の主婦を取材してお金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが解説します。

1.収入が増えても家計はスリムのまま

夫が昇給したり、妻がパートに出るなどで収入が増えるのは、とてもいいことです。が、入ってくるお金が増えると、つい気持ちが大きくなり、出ていくお金も増えがち。収入が増えた分、食べるもの、着るもの、出かける場所……など「もうちょっといいものを」とお金をかけるようになるからです。

こういう場合は、貯蓄を「額」ではなく「率」で決めておくのがオススメ。たとえば月収の20%を貯蓄すると決めておけば、月収30万円なら貯蓄額6万円で、使えるお金は24万円。収入が増えて月収35万円になれば貯蓄額7万円で、使えるお金は28万円。

貯蓄率を一定にしておけば、月の貯蓄額を増やしながら、使えるお金にもゆとりを持たせることができます。

2.年間で貯まるお金を知る

残業代で月収がまちまちだったり、毎月なにかしら予定外の支出があったりと、月の支出が安定しないケースがあります。

「今月は貯蓄できた」「今月は赤字だった」と月ごとに一喜一憂するのではなく、年間でいくら貯蓄するか目標を立て、いくら貯蓄できたかの結果を把握することが大事。

年間の貯蓄目標額を立て、1年後、2年後、3年後……のわが家の総貯蓄額を見通しましょう。

3.睡眠を大事にする

アジアの女性はよく眠る
RyanKing999/gettyimages

「一生お金に困らない」ためには、自分を含めて家族が健康であることが不可欠です。そして睡眠は健康の要。

実際、貯蓄を順調に増やしている人の多くは早寝早起きで、寝ることを大事にします。睡眠時間も7時間以上とる人が多いようです。

深夜番組をダラダラ観ていたり、スマホをいつまでもいじっていないで早く寝て、十分な睡眠時間を確保しましょう。

4.1人で頑張らない

1,000万円貯蓄を達成した家庭は、夫婦で家計を共有しているケースが多いものです。妻だけが節約をがんばったり、夫婦間でお金の話はタブー……なんてことはありません。

やりくり上手さんは、ストレスがやりくり挫折の原因になることがわかっているので、1人でがんばりません。家計も、お金が貯まる喜びも夫婦で共有します。

5.今だけを生きない

長期的な持続可能な成長コンセプトのためのファンド投資/ポートフォリオ管理:投資家は水やり缶から水を注ぎ、上昇するコインの列に芽を出し、金融投資から得るお金を描写します。
William_Potter/gettyimages

現在の貯蓄額に不安があると、先々のお金のことを考えるとさらに不安になるものです。それで「先のことはわからないから、今の暮らしを楽しもう」となりがち。

今の暮らしを楽しむことは、もちろん大事ですが、「一生お金に困らない」ために、お金と真剣に向き合うことはもっと大事です。先々のお金を見通すことで、今すべきことも見えてきます。現実を見ることで、先々のお金についての漠然とした不安も解消できるはずです。

このなかからできそうなことを、少しずつでも実行してみてください。「一生お金に困らない」暮らしにきっと役立つはずです。

■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。

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