冷凍肉はダメ!?1,000万円貯めた人が「ためない」意外なもの・こと6選

2021/06/18

1,000万円貯めた人には、お金は貯めても「これはためない」という共通したもの・ことがあります。貯め上手さんは、何をためないのでしょうか?

全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが、「1,000万円貯めた人がためないもの」について解説します。

『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多...

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ためないもの1:ビニール傘

傘の大規模なコレクション
JohnnyWalker61/gettyimages

貯めている人は、朝、天気予報を見てから出かけます。その理由は、外出先で急に雨に降られて、コンビニでビニール傘を買わないようにするためです。雨の予報なら、折りたたみ傘を携帯して、ビニール傘を買うという不要な出費を防ぎます。

ビニール傘1本の値段は大した金額ではありませんが、天気予報を見れば防げた出費。こういうムダをしないのが貯まる人です。

小さな出費に敏感な人は大きなお金を貯めることができ、小さな出費に無頓着な人は大きなお金に縁がないかもしれません。

家にビニール傘をため込んでいる人は要注意です。

ためないもの2:冷凍した肉

生の冷凍肉。生ポークチョップ
welcomeinside/gettyimages

割安な大量パックを買うのは節約に役立ちます。多めに買った肉を小分け冷凍して、ムダなく食べ切るのも節約にとって◎……と、ここまでは貯めている人がやることなのですが、問題はその先。

貯めている人は冷凍した肉を食べ切ってから、次の買い物に行きます。なので冷凍室に冷凍肉がたまることはありません。

一方、貯め下手さんは「解凍するのが面倒」とか「解凍するのを忘れた」、ときには「冷凍肉はおいしそうじゃない」などの理由で新たに肉を買うことがしばしば。結果、冷凍肉はたまっても、お金は貯まらないということに。

ためないもの3:1年間着なかった服

貯めている人は、不要品をため込みません。

1年間着なかった服には「ほかの服と合わせにくい」「着るシーンがない」「流行遅れ感がある」など着ない理由があるものです。つまりこの先も着ないということなので、処分しても問題ありません。

お金を出して買った服を処分するときに着なくなった理由を考えて、次の買い物に活かします。その結果、買い物の失敗が減ってムダな出費も減り、お金が貯まるというわけです。

ためないもの4:レシート

貯めている人は、買い物をしたら必ずレシートを受け取りますが、それをためることはしません。なぜなら、1日の終わりに財布からレシートを出して、家計簿などに使った金額を記入するからです。

出費を記録したら、レシートをとっておく必要はありません。なので、レシートは捨ててしまうから、たまらないというわけです。

一方、レシートが財布にたまるというのは、帰宅してから財布の中身を見直していない証拠。

つまり「今日いくら使ったか?」支出を把握していないということです。使いっぱなしではお金は貯まりません。

ためないもの5:日用品のストック

トイレットペーパー、柔軟剤、洗濯用洗剤、食器用洗剤などは、お店に行くと何かしら特売になっていますが、貯めている人は、特売だからと日用品を買いだめしません。

というのは、いくら特売だからといって、買いだめでお金を使いすぎると予算を崩すことになるから。家計は月ごとに収支をしめて、赤字を出さないことが大事。また飛びついて買わなくても、特売はちょくちょくあることがわかっているから。

なので、日用品のストックを買いだめるより、お金を貯めることを優先します。

ためないもの6:ストレス

お金を貯めている人は、カリカリと節約しているように思われがちですが、じつはストレスフリー。

というのも、ストレスをためることがムダ買いや衝動買いにつながることを知っているからです。なので、ストレスをためないように、自分なりのストレス発散法を見つけて、小出しにストレスを発散しています。

まとめ

1,000万円貯めた人がためないものを、あなたがもしためていたら要注意。ためない工夫をすることでお金が貯まり出す可能性大です。ぜひ試してみてください。

■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。

 
 

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