【人気FP監修】大学進学費用500万円の貯め方、教えます!

2019/03/29

子育て中のママたちの悩みで多いのが「教育費」の問題。子ども1人につきいくら貯められるのか、不足分をどう貯めたらいいかなど、教育費の貯め方をお金のプロが教えます!

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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監修
畠中雅子さん(ファイナンシャル・プランナー)
教育費や老後資金に詳しく、新聞、雑誌、ウェブでの連載多数。全国各地でセミナー講師、講演会も行う。自身も3人の子育てをした経験から、特に教育費に関しては体験に基づいたリアルなアドバイスが人気。

「学生保険・児童手当・月々の貯蓄」の3本柱で貯める!

まず、学資保険で200万円準備しましょう。児童手当を中学卒業まで全額貯めておけば、さらに約200万円。残り100万円は金融機関の自動積み立てを利用したり、子どもへの祝い金やお年玉を積み立てれば、合計500万円準備できる計算になります。

「教育費不足額」の計算法

子どもが現在いくらの学資保険に入っていて、児童手当はどのくらい貯まる予定か、また子どものための貯蓄をしているなら、その金額も書き出してみましょう。

【1】子ども1人当たりの貯蓄予定額を算出

下表のA+B+Cの合計が貯蓄予定額です

【2】貯蓄目標までの不足額を算出

目標額から、現在の予定貯蓄額を引いた数字が、不足額(E)になります。

教育費貯蓄プランを立てよう

子どもが18歳になるまでに〝あと何年あるか”を計算したら、不足額(E)をその年数で割って、1年間に貯めるべき金額をはっきりさせましょう。

【1】1年当たりの貯蓄目標額を算出

【2】具体的な貯蓄プランを考えよう
1年間で貯めるべき金額を12で割れば、毎月いくら貯めたらいいかがわかります。その金額を毎月貯めるのが厳しければ、ボーナスからプラスするなど、家計の状況に合わせて調整してみましょう。

【3】かけすぎている支出を見直そう
外食費など家計を見直して削れる費目がないか考えてみて。無計画に使っている費目や、もっと抑えられる支出があったら、少しずつでもいいので、子どものための貯蓄に回しましょう。

●おすすめの削りどころ例
・スマホ代……家族4人分のスマホを大手キャリアから格安スマホに乗り換えると、年24万円だったスマホ代を3分の1の年8万円に節約できる。

・車代……排気量2000ℓの乗用車を軽自動車に乗り換えれば、月のガソリン代を1万5000円から8000円に減らせ、3万9500円の自動車税が1万800円に。

・習い事費……水泳、ピアノ、英会話など、複数やっている習い事を本当にやりたいもの1つにしぼる、または実費のみ負担の自治体の習い事に変える。

目標金額が明確になってくることで、「貯め方」もはっきり見えてくるようになります。家計費とのバランスを考えながら、賢く教育費の貯蓄を殖やしましょう。

参照:『サンキュ!』4月号とじ込み付録「教育費のリアルがわかるノート」より。掲載している情報は19年2月現在のものです。監修/畠中雅子 取材・文/秋山由紀 編集/サンキュ!編集部

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