【年収700万円台・子2人】未就学の子ども2人、保険とローンで教育費が貯まらない!

2019/08/14

年間116万円を超える「保険料」に苦しめられている家庭の家計をお金のプロが診断!何から見直せばいいのか、貯めるための改善ポイントを教えます。

<協力してくれた人>
寺田亜希子さん〈仮名〉(埼玉県)
夫は公務員(34歳)、妻はパート勤務(41歳)、長女6歳、次女1歳。結婚8年目。米ドル建て終身保険の解約返戻金を教育資金に充てる予定。妻は、今パートですが正社員登用があるので、いつかは正社員に。

●夫月収(手取り)約32万円 
●妻月収(手取り)約17万円
●夫ボーナス(年間・手取り)約100万円 
●夫年収(手取り)約500万円
●妻年収(手取り)約200万円 
●年貯蓄額約9万円 
●総貯蓄額約85万円

―現在の家計表―
世帯月収(手取り) 約49万円
先取り貯蓄 ......0円
貯蓄型保険(終身保険) ...... 3万円
住居費 ......9万5000円
水道・光熱費 ......1万6000円
通信費 ...... 9000円
車関連費 ......1万5000円
子ども費 ......6万5000円
保険料 ......1万8500円
食費 ......4万6000円
日用品費 ...... 2万円
レジャー費 ...... 2万円
夫小遣い ...... 4万円
妻小遣い ...... 1万円
ローン(太陽光発電、車) ......4万5500円
使途不明金 ...... 5万円
残高(余ったら貯蓄) ...... 約1万円

―ボーナスの使いみち―
ローン(住宅、車) ...... 26万円
車関連費 ......10万9000円
固定資産税 ...... 8万円
貯蓄型保険(米ドル建て終身保険)★
...... 約58万円
ボーナス赤字 ...... 約3万円

年貯蓄額 5万~9万円
教育費用貯蓄型保険★ 年約58万円
⇒教育費用を分けて月2万円貯める!

子どもの共済も含めて、現在6つの保険に入っていますが、保険料の負担がとにかく重くて……。長女が生まれたときに、無料の保険相談で勧められた保険に加入したのですが、これが適正なのかどうかも判断できません。車は最近買い替えたばかりで、これから5年間返済が続きます。貯蓄型保険以外には、ほとんど貯蓄できてなくて、家計は赤字。できれば、中学から私立に行かせてあげたいなと思っているけど、今の家計のままではとても無理そう……。

お金のプロがアドバイス!

<教えてくれた人>
鈴木さや子さん
ファイナンシャル・プランナー。消費者目線に立ったマネープランを提案する、ライフヴェーラ代表取締役。まとめサイト「All About」の学費・教育費ガイド。高校生・中学生の2児の母。

貯蓄型保険も含めて、保険料だけで年間116万円超の支出というのは多すぎますね。貯蓄するのが苦手な人ほど、何かあったときの不安から保険をかけすぎる傾向があります。年払いの米ドル建て終身保険は、幸いあと2年で払い終わるので、ここまでは我慢を。払い込み終了後すぐ解約せず、長女が18歳になるまで10年間据え置きすれば利息がつきます。私立中学の進学を考えているなら、21年以降はこの約58万円の保険料分をそのまま貯蓄へ。そして、家計の使途不明金をなくして、やりくり費予算を決め、毎月先取り貯蓄を確保しましょう。目に見える貯蓄が増えていけばモチベーションも上がります。

改善ポイント1:10月以降は保育料の負担が減るので、その分貯蓄へ

10月からの幼保無償化で、保育料の負担が減る分は、習い事や生活費にせず、教育費用貯蓄へ。月2万円は貯められるはずです。

改善ポイント2:税金や車の保険料は月々積み立て

今の家計はボーナスの負担が大きく、年約3万円の赤字に。税金と車関連費用に月1万6000円ずつ積み立てて、そこから支払いすれば、ボーナスからも貯蓄できる余裕が。

改善ポイント3:先取り貯蓄は絶対キープ!

貯蓄は「余ったら」ではなく、下ろしにくい定期預金などで先取りを。貯蓄分は最初からないものとして予算を守るクセをつけないと、ズルズル使ってしまう負の連鎖に。

▼老後までの収支試算表

参照:『サンキュ!』8月号「35歳以上で子どもを産んだ人の『教育費どうする?』問題」より。掲載している情報は19年6月現在のものです。

イラスト/徳丸ゆう 構成/宮原元美 取材・文/村越克子 編集/サンキュ!編集部

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