「気温10度」とひとことに行っても、いったいどれくらいの寒さ?東京の平均温度で言うと、およそ11月から12月の平均気温。秋が終わって冬が始まる頃の、冬らしい寒さを感じ始める時期です。
とはいえ、「最高気温10度」か「最低気温10度」かによって、アウターの種類や防寒アイテムの選び方は違ってくるもの。そこで、最高気温・最低気温別に、おすすめのアイテムやスタイリングをご紹介します。

執筆: ファッションライター 木村麻衣子
3人育児をしながら等身大のおしゃれを楽しむママライターとして日々奮闘中。リアルなママコーデをインスタグラムで...
- 最高気温10度の服装は「しっかり防寒」がポイント!
- 【天気別】最高気温10度の日のおすすめコーデ
- 最高気温10度の日、おすすめアイテム一挙ご紹介!
- 最低気温10度の服装は「ライトアウター」がお役立ち!
最高気温10度の服装は「しっかり防寒」がポイント!
最高気温10度というと、本格的に寒さを感じる12月下旬から3月上旬ごろの気温。
アウターは、しっかり防寒できるダウンや厚手のウールコート、中綿の入ったキルティングジャケットがおすすめ。また、冬ならではのボアコートも楽しめるシーズンです。
ボリュームのあるアウターの出番が多くなるので、着膨れしないように注意したいところ。機能性インナーなどを上手に活用しましょう。
アウターにストールや手袋などの冬小物をプラスして、おしゃれに防寒を楽しみたいですね♪
【天気別】最高気温10度の日のおすすめコーデ
しっかり防寒したい、最高気温10度の日。
太陽がのぞく日と曇りの日では、同じ最高気温10度でも体感温度が変わってくるもの。冬の雨の日は、足元の防寒も大事です。
そこで、天気別に最高気温10度の日のおすすめコーデをご紹介します。
晴れの日はダウンジャケット×ワンピースで抜け感をプラス
風を通さずしっかり暖かいダウンジャケットは、冬に活躍してくれるアイテム。
晴れた冬の日は、重くなりがちなダウンジャケットにワンピースで軽さを出すのがおすすめ。
メンズライクなイメージのダウンを女らしく着ることができますよ。
ノーカラーのダウンジャケットは、ハイネックと相性抜群!
ハイネックのニットワンピースに合わせて、女らしい冬スタイルの完成。
足元は、ショートブーツならおしゃれ&防寒を両立できて◎。
曇りの日は重ね着で暖かく
寒さをより感じる、太陽が出ていない冬の日。
インナーベスト×アウターのように、いつもより防寒対策をしっかりすると◎。
ハイネックニット×ボアベスト×コーデュロイジャケットのレイヤードスタイル。重ね着することで空気の層が増え、曇りの日もぽかぽか!
ノーカラーコート×マウンテンパーカーのレイヤードスタイル。
ナイロン素材のマウンテンパーカーは風を通さないので、アウターのインナーにすると暖かさがだいぶ変わってきます!
きれいめコートのカジュアルダウンにもおすすめです。
雨の日はブーツがおすすめ!
冬の冷たい雨の日は、見た目も着ごこちも暖かいボアコートはいかが?
レインブーツの役割を果たしてくれる、レザー素材のロングブーツがおすすめです。
きれいめロングコートの冬スタイル。
寒い雨の日は、ストールを足して首を暖かく!ブーツはきれいめコーデにもマッチしてくれますよ。
最高気温10度の日、おすすめアイテム一挙ご紹介!
最高気温10度の日は、朝から晩まで寒さを感じることが多い日。
東京でもマイナスを観測することがあり、しっかり防寒コーデの準備がおすすめです。
この時期におすすめのアイテムを、ポイントを解説しながらご紹介します。
ニットは「ハイネック」がおすすめ
首まわりを暖めてくれるハイネックニットで、体感温度がアップ!
ストールやマフラーがなくても首が暖かいので、真冬にぴったりです。
ロングカットソーをレイヤードすると、防寒とこなれ感アップが両立できて◎。
季節感高まる「レザースカート」
季節感たっぷりなレザースカートで、冬コーデをワンランクアップ!
大人な雰囲気の冬スタイルが完成します。存在感があるので、シンプルな無地ニットを合わせるだけでもサマになりますよ。
「ニットワンピース」で大人可愛い冬コーデに
シンプルなニットワンピースは、女性らしい柔らかな雰囲気を演出してくれます。
プリーツパンツをレイヤードすることで、トレンド感のある着こなしに。
冬空に映える「ホワイトパンツ」
ダークトーンになりがちな冬コーデ。ホワイトのパンツを取り入れることで、コーデがぱっと明るい印象になります!
起毛素材のものなら、暖かく冬のおしゃれが楽しめますね♪
シンプルな「ロングブーツ」がやっぱり使える!
今年はロングブーツの人気が再燃!これから買うなら、シンプルで合わせやすい万能デザインのものがおすすめ。
きれいめにもカジュアルにも合うので、冬コーデに取り入れてみてはいかが?
「無地ストール」が万能!
ぐるぐる巻いてもよし、広げて羽織ってもよし。大判ストールは冬コーデのマストアイテム!
室内ではひざかけとしても使える、使い勝手のいい防寒アイテムです。
無地のベーシックカラーを選べば、コーデを選ばず活躍してくれますよ。
最低気温10度の服装は「ライトアウター」がお役立ち!
最低気温10度は、秋まっただ中の11月・春のはじめの4月ごろの気温。
しっかり寒い最高気温10度に対して、日中はぽかぽか陽気の暖かい日も多い気候です。日中の最高気温は15度を超える日もあり、重めの冬アウターだと暑さを感じる時期。
とはいえ、朝晩は肌寒さを感じることも。そこで活躍してくれるのが、軽めの羽織りやライトアウター。
暖かくなる日中や室内の暖房に備えて、ライトアウターを着るならインナーは薄手のものにするのがベターです。
【天気別】最低気温10度の日のおすすめコーデ
最低気温10度の日は、暑くなる日中に備え、脱ぎ着しやすいライトアウターを選ぶのがおすすめ。
また、天気によってはアウターの素材や靴を変えたりすると吉。そこで、天気別に最低気温10度の日のおすすめコーデをご紹介します。
晴れの日は「トレンチコート」で軽快に
ライトアウターの定番、トレンチコート。シンプルコーデに羽織るだけでもサマになる、優秀アウターです。
オーバーサイズのものを選ぶことで、今っぽい新鮮な着こなしが叶います。
曇りの日は「きれい色ロングカーディガン」で気持ちを明るく
ロングカーディガンは、ライトアウターとしてもおすすめ。お尻を隠してくれるので、体型カバーにもなります。
ぱっとしない曇りの日は、きれい色ロングカーディガンで気分を上げて♪
雨の日は「マウンテンパーカー」がイチオシ!
撥水効果があり、少しの雨なら弾いてくれるマウンテンパーカーは、雨の日にぴったり!
フェミニンなワンピースに合わせて、上手にカジュアルダウンするとこなれ感ある着こなしに。
足元はショートブーツやブーティで、おしゃれに雨対策を♪
最低気温10度の日、おすすめアイテム一挙ご紹介!
最低気温10度の日は、日中は暖かくても朝晩は肌寒い、そんな気候です。
室内の暖房でライトアウターを脱ぐこともあるため、薄手のインナーが活躍してくれます。
おすすめのトップス・ボトムスをアイテム別にご紹介します。
いつものコーデに「ダウンベスト」をプラス
カジュアルなパーカーにダウンベストをプラス。
最低気温10度の日は、袖なしのダウンベストがちょうどいい気候。腕も動かしやすく、公園コーデや子どもとのお出かけにもぴったりですよ。
カットソー+「ニットベスト」もおすすめ
カットソー1枚だと少し肌寒いかも……そんな時には、ニットベストを重ねるのがおすすめ。
今っぽさのあるレイヤードスタイルが完成します。
「ロゴスウェット」で大人カジュアルに
最低気温10度の時期は、肉厚なスウェットがちょうどいい気候。
カジュアルなロゴスウェットを、スカートで女らしく着るのが大人女子におすすめ。アクセサリーをプラスすることで、カジュアルになりすぎるのを防ぐのも◎
「ニットアップ」でリラクシーに
ニットプルオーバー×ニットパンツのセットアップで、大人のリラックスコーデが完成!
セットアップなので、忙しい日もコーデに迷わず時短にもつながります♪
だらしなく見えない、センタープレス入りパンツや女っぽいVネックのものが大人世代におすすめです。
甲を覆ってくれる「ブーティ」がおすすめ
パンプスとショートブーツの中間のような、甲を覆うパンプスのようなルックスの「ブーティ」がこの時期におすすめ!
くるぶしを隠してくれるので、パンプスよりも暖か♪きれいめなスタイリングにマッチしてくれるシューズです。
「機能性インナー」が強い味方!
着膨れを防ぎつつ防寒できる「機能性インナー」は、本格派アウターがいらないこの時期にこそ活躍!
重ねても邪魔をしないので、毎日のコーデに活躍してくれること間違いなし。
「これは失敗…」気温10度の時のNGコーデ
気温10度のときのNGコーデとは?
最低気温10度・最高気温10度別にご紹介します。
最高気温10度の日のNGコーデ
しっかり防寒!と、もこもこキルティングアウターにハイネックニットを重ね着。
もこもこと着膨れしてしまい、おば見えの原因に……。
ボリュームあるアウターを着るときは、全身カジュアルだとおば見えしてしまう危険が。
どこかに大人らしさor女らしさを取り入れることがポイントです。
最低気温10度の日のNGコーデ
ニットワンピース1枚じゃ寒いかな?とフリースベストをON。
きれいめなニットワンピとメンズライクなフリースベストがなんだかミスマッチ……。
この場合、きれいめな印象のジレを合わせるほうがベターです。
気温10度【シーン別】コーデのポイント
最後に、気温10度のシーン別コーディネートを想定。キャンプや初詣など、スタイリングのポイントをご紹介します。
【キャンプコーデ】のポイント
キャンプコーデでは防寒対策が必須。
撥水加工を施し、風を通さないナイロン素材の「マウンテンパーカー」がぴったりです。
キャンプだけでなく、ふだんのコーデにも取り入れやすいのが嬉しいポイント。
【初詣コーデ】のポイント
長い時間外で並ぶシーンが想定される初詣では、防寒対策が重要。
防寒力の高いダウンジャケットは、スポーティーな印象になりがち。女性らしくウエストがシェイプされたデザインなら、きれいめスタイルにもマッチします。
まとめ
大人女子におすすめしたい、最低気温10度・最高気温10度の日のコーディネートをご紹介しました。
天気予報を確認しながら、気温に応じた防寒対策をするのがポイント。アウターや合わせるアイテムに迷ったときは、ぜひ参考にしてみて下さいね。
■執筆/木村麻衣子さん
3人育児をしながら等身大のおしゃれを楽しむママライターとして日々奮闘中。リアルなママコーデをインスタグラムで発信している。