【管理栄養士監修】気になる「釜玉うどん」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介
2022/01/30
この記事では「釜玉うどん」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などカロリーがとくに気になるときに取り入れる際のポイントなどについてもご紹介します。
なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります)。
釜玉うどんを食べると太りやすい?
ゆでたうどんに、卵と麺つゆなどをからめたうどんのことを釜玉うどんと呼びます。浸るほどつゆはなく、ビタミンやたんぱく質などを多く含む卵が使われています。また、トッピングによる工夫がしやすいのも特徴の1つです。
シンプルであるためカロリーを抑えやすいですが、その分食べ方に注意が必要です。ここからは、釜玉うどんの特徴や食べ方のポイントを紹介していきます。
釜玉うどん1食分のカロリー
卵、葉ねぎ、かつお節をのせた釜玉うどん1人前(383g)は、383kcalです。同じ炭水化物である白米や食パンと比べると、100gあたり100kcalである釜玉うどんに対し、白米100gあたり168kcal、食パン100gあたり264kcalと低カロリーであることが分かります。
シンプルなトッピングのため、このカロリーとなっていますが、トッピングとつゆの量や種類によってカロリーは変動します。
釜玉うどんの炭水化物量は?
釜玉うどんの炭水化物量は1人前383gで57.64g です。こちらは、うどん230gを使用したときの炭水化物量となっています。うどんの量によっても炭水化物量は大きく異なります。
炭水化物量もカロリーと同様に、同じ重量の白米や食パンに比較して低めになっています。
釜玉うどんを食べるときのポイント
釜玉うどんは食べやすく消化によいメニューですが、食べすぎると太る原因となってしまいます。ここからは、釜玉うどんを食べるときのポイントを3つ紹介します。
カロリーや腹持ちを気にしているときには、以下の内容を参考にしてみてください。
麺の量を減らす
うどんは、炭水化物の中では比較的カロリーが低いと言えます。しかし、いくらうどん自体のカロリーが低くても、食べすぎてしまうとカロリーオーバーに繋がります。健康に配慮する場合は、麺の量を減らすなど、量をコントロールしましょう。
麺の量を減らすことで炭水化物量も減らせて、肥満や血糖値上昇の予防になります。麺の量を減らして代わりにトッピングを追加する等、満腹感を得るように工夫するといいでしょう。
シンプルな状態で食べる
うどんのトッピングとして人気の高い揚げ玉やてんぷらは、油を使っているので高カロリーです。麺を減らしても、トッピングに好きなものをたくさん選ぶことによって、カロリーオーバーになってしまいます。
トッピングをのせすぎるのはよくないですが、うどん50g、揚げ玉10g、海老天1尾は、いずれも53kcal程度であるため、うどんを減らした以上のカロリーがトッピングに含まれないように食べるとよいでしょう。タンパク質や脂質が加わることで腹持ちがよくなります。
また、釜玉うどんを食べるときは、わかめやきのこ、葉物野菜などかさや噛み応えを増やしつつ、カロリーが低めのものを選ぶと満足感が得られやすいです。
食物繊維が多い食材をいっしょに食べる
食事の最初に野菜、豆類、海藻、きのこなどを食べると、それらに含まれる食物繊維が消化吸収を緩やかにしてくれます。また、食物繊維が多く含まれる食品は噛みごたえのあるものが多く、よく噛むことで満腹中枢を刺激して少量でも満腹感を得ることに繋がります。
うどんを食べる際には、ついうどん単体になりがちで、野菜などの含まれるおかずをとっていないということもあります。釜玉うどんを食べるときには、意識して少しでも食物繊維の多い食材を添えるようにしましょう。
釜玉うどんのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!
釜玉うどんはシンプルでいつでも食べやすいメニューですが、食べ方やトッピング次第で食べすぎたりカロリーをとりすぎてしまう、というデメリットもあります。食べ方を少し工夫するだけで、ダイエット中などの食事にも取り入れやすくなります。
今回紹介した、釜玉うどんを食べるときのポイントについてよく理解し、参考にしてみてください。