新鮮な焼きと茶色の甘いサイダー ドーナツ

【管理栄養士監修】気になる「豆腐ドーナツ」のカロリーや炭水化物量とは?食べる際に押さえるべきポイントを紹介

2022/06/05

この記事では「豆腐ドーナツ」のカロリーについて解説していきます。また、ダイエット中などで、カロリーがとくに気になるときに取り入れたい食べ方などについてもご紹介します。

なお、文中のカロリー値は文末に載せた参考データを元にしています。(一部、参考データを元に独自計算をしている場合もあります。)

管理栄養士、食生活アドバイザー。一女のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとして...

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豆腐ドーナツを食べると太りやすい?

豆腐ドーナツは、材料に豆腐や小麦粉、玉子、バターなどを使用します。低カロリーな豆腐を使用し、小麦粉の量を減らすことでカロリーオフが可能になるため、カロリーが気になる場合でも1つくらいであれば間食として食べても問題ないと言えます。

より安心して取り入れやすくするために、本記事で紹介するポイントを押さえておくと良いでしょう。

豆腐ドーナツ1食分のカロリー

豆腐ドーナツ1個(51.8g)あたりで167kcalです。材料に豆腐を使用せず、小麦粉やバターなどを使用してつくる一般的なプレーンドーナツのカロリーを同じ重量で算出した場合は194kcalとなり、豆腐ドーナツの低カロリーであることがわかります。

豆腐ドーナツの炭水化物量は?

豆腐ドーナツ1個(51.8g)あたりの炭水化物量は、20.1gです。前述と同様、材料に豆腐を使用せず、小麦粉やバターなどを使用してつくるプレーンドーナツのカロリーを同じ重量で算出した場合の炭水化物量は、27.71gとなります。

このことからも、プレーンドーナツより豆腐ドーナツのほうが炭水化物量が少ないことがわかります。

豆腐ドーナツをつくるときのポイント

カロリーは気になるけれども甘いものが食べたいという場合には、豆腐ドーナツを手作りしてみると良いでしょう。手作りすることでカロリーの調整がしやすくなり、ヘルシーに仕上げることもできます。

ここからは、豆腐ドーナツをつくるときのポイントを3つ紹介していきます。

絹ごし豆腐を使う

豆腐ドーナツを作る際は、木綿豆腐よりも絹ごし豆腐を使用すると良いでしょう。木綿豆腐100gあたり72kcalに対し、絹ごし豆腐は100gあたり56kcalとカロリーが少なくなるため、少しでもカロリーオフが可能になります。

また、水分を多く含む絹ごし豆腐を使うとなめらかに崩しやすく、豆腐が入っていても違和感のない食感に仕上がるでしょう。

揚げずに焼く

豆腐ドーナツを作る際は、油で揚げずに焼くと良いでしょう。豆腐ドーナツを揚げてつくる際に吸収されるサラダ油は、1個あたり4.7gとなっており、カロリー換算で44kcalに及びます。これは豆腐ドーナツのカロリーの1/4ほどを占めています。

揚げずにオーブンなどで焼いて豆腐ドーナツをつくれば、これらの油の使用量が減らせるため大幅なカロリーダウンに繋がります。また、揚げた後の油の処理も必要なくなるので、気軽に手作りしやすくなるでしょう。

豆腐ドーナツを食べるときのポイント

ドーナツ
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豆腐ドーナツは間食として1つ食べる程度であれば問題ありませんが、それでもできるだけヘルシーに食べたい場合、ポイントを押さえておくことでより取り入れやすくなるでしょう。

ここからは、豆腐ドーナツを食べるときのポイントを4つ紹介していきます。より安心して食べられるよう、ぜひ参考にしてみてください。

種類選びを工夫する

豆腐ドーナツを食べる際は、種類選びを工夫しましょう。豆腐ドーナツは通常のプレーンドーナツに比べカロリーが低く、取り入れやすいとはいえ、種類やトッピング次第でカロリーは変動します。

例えば、アイシングやチョコレートでコーティングされているものを選ぶと、カロリーオーバーに繋がってしまいます。カロリーが気になる場合は、なるべくシンプルな種類を選ぶのがおすすめです。

よく噛んで食べる

豆腐ドーナツを食べる際は、よく噛んで食べましょう。早食いをしてしまうと満足感が得られにくくなり、その結果として食べすぎにつながると言われています。

一口ごとに味わいながらゆっくりと噛んで食べると、食べ終えるまでに時間がかかって満腹中枢が刺激され、少量でも満腹感を得やすくなります。

飲み物と一緒に食べる

豆腐ドーナツを食べる際は、飲み物と一緒に食べるようにしましょう。水分をとりながら豆腐ドーナツを食べることで、食べるペースがゆっくりになり、満腹感を得やすくなって食べすぎ防止に繋がることが期待できます。

なお、カロリーオーバーを防ぐためにも、飲み物は砂糖が入っていないお茶などを選ぶのがおすすめです。

食べすぎに注意する

豆腐ドーナツを食べる際は、食べすぎに注意することが大切です。カロリーが低く取り入れやすい豆腐ドーナツですが、食べすぎてしまえばカロリーオーバーに繋がってしまうでしょう。

厚生労働省によると、1日の間食の目安は200kcal程度が推奨されています。豆腐ドーナツの大きさや調理法によって実際のカロリーは異なるため、カロリー表示などを参考にして目安に収まるように選びましょう。

豆腐ドーナツのおすすめアレンジレシピ

出典:E・レシピ

豆腐とニンジンを加えてつくる、食べやすいコロコロとしたドーナツです。ニンジンはすりおろして使うのでとても食べやすく、ドーナツを食べながらにんじんも一緒においしくとることができます。

また、仕上げ用の砂糖をまぶさなくてもおいしく食べられ、ニンジンの香りや甘みが楽しめるでしょう。

豆腐ドーナツのカロリーや炭水化物量について知り、食べ方を工夫しよう!

豆腐ドーナツは、低カロリーな豆腐を加えることで、一般的なドーナツよりも小麦粉の量を減らしてつくられます。そうすることで、カロリーオフが可能になり、カロリーが気になる場合でも取り入れやすいでしょう。

ただし、豆腐ドーナツの種類によっては1つ食べただけでもカロリーオーバーしてしまうこともあるため、作り方や食べ方のポイントを押さえておくことが大切です。ぜひ、この記事で紹介したカロリーや炭水化物量を参考に、食べ方を工夫してみてはいかがでしょうか。

■記事監修・・・

管理栄養士・ゆかりさん

管理栄養士、食生活アドバイザー。4歳女児のママで出張料理、料理教室、講演、栄養相談も手掛けるほか、ライターとしても活動。


参考サイト

 
 

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