【韓国ドラマ】『コンビニのセッピョル』|登場人物/キャスト&あらすじを徹底解説!
2023/03/18
日本でも大人気のイケメン俳優チ・チャンウクが「顔だけいいが、どこか抜けていて頼りない」コンビニ店長を演じ、『雲が描いた月明かり』などで知られるキム・ユジョンが元不良ながら強くてカッコいい女の子をキュートに演じた韓国ドラマ『コンビニのセッピョル』について解説します!
韓国ドラマ『コンビニのセッピョル』とは?
韓国のWebマンガをドラマ化した作品で、お人好しで頼りないイケメン店長と元不良のアルバイトがコンビニを舞台に繰り広げるラブコメディです。
韓国では2019年6月から2020年8月まで放送されていました。『熱血司祭』『ある日~真実のベール』などのヒット作を手掛けたイ・ミョンウ監督の作品で、波乱万丈嫁バトルなどで知られるソン・グンジュが脚本を手掛けています。
『コンビニのセッピョル』あらすじ
元不良で仕事は抜群にできるものの突拍子な行動を起こすアルバイト、セッピョルとどこか抜けているイケメンコンビニ店長が巻き起こすドタバタラブコメディです。
大手企業を退職しコンビニを経営しているデヒョンの元に、元不良のセッピョルがアルバイトの募集を見て応募してきます。
デヒョンは以前、セッピョルから突然キスをされたことがあり、彼女の突拍子な性格に不安を感じて断ろうとしますが、ひょんなことから彼女を雇うことになり、初めは彼女を迷惑に思っていたデヒョンもセッピョルと接するうちにだんだん気になる存在になり…というストーリーです。
『コンビニのセッピョル』の相関図
家族でコンビニを経営するデヒョンに好意を寄せているセッピョルですが、デヒョンには既に元上司であるヨンジュという恋人がいます。
また、セッピョルに好意を抱くジウクや、ヨンジュに好意を抱くスンジュンの存在もあり、複雑な恋愛模様を描いています。
そのほかにも、デヒョンとヨンジュを別れさせようとするヨンジュの母ヘジャや、アイドルを目指すセッピョルの妹ウンビョルなど、さまざまな登場人物が現れます。
『コンビニのセッピョル』主な登場人物とキャスト
主演のチ・チャンウクを始め、魅力的なキャストが個性豊かな登場人物を演じているため、ぜひチェックしてみてください。
コンビニアルバイトのチョン・セッピョル役(キム・ユジョン)
セッピョルは若くして父親を事故で亡くし、妹と2人暮らしです。喧嘩が強く敵なしの元不良ですが現在は社会正義のために努力しており、アルバイトの募集を見てデヒョンのコンビニで働き始めます。
仕事は抜群にできるものの突拍子な行動を起こすこともあるセッピョルは、店長のデヒョンに恋心を抱いています。
セッピョルを演じるキム・ユジョンは1999年9月22日生まれで、ドラマや映画の子役として活躍しはじめました。代表作には『太陽を抱く月』、『雲が描いた月明り』などがあります。
コンビニの店長チェ・デヒョン役(チ・チャンウク)
デヒョンは多くの女性が思わず振り向くようなイケメンですが、都会的でクールな印象とは裏腹に実は純粋で温かい心の持ち主です。経営するコンビニは経営難であり人材不足でもあったため、しぶしぶセッピョルをバイトとして雇うことにします。
当初はセッピョルを辞めさせたいと思っていましたが、そんなデヒョンの気持ちにも徐々に変化が表れます。
デヒョンを演じるチャンウクは1987年7月5日生まれで、代表作は『奇皇后 〜ふたつの愛涙の誓い〜」、「ヒーラー ~最高の恋人~』などです。
アクションやクールな役が多いチャンウクですが、本作ではイケメンだけど間抜けな店長という今までとは違うキャラを演じています。
本社取締役チョ・スンジュン役(ト・サンウ)
スンジュンはコンビニ本社のオーナーの息子であり、幼いころから上流教育を受けた紳士です。その性格の良さと学歴から自他ともに認める会社の次期リーダーですが、愛に一途であり、幼なじみのヨンジュに長年片思いをしています。
スンジュンを演じるサンウは1987年12月25日生まれで、モデルとして活動を始めました。代表作には『還魂』や『空から降る一億の星』などがあります。
デヒョンの恋人ユ・ヨンジュ役(ハン・ソナ)
ヨンジュはデヒョンの元上司であり、美しさと知性、能力を兼ね備えた野心家です。従順な年下の彼氏デヒョンの前に登場したセッピョルによってデヒョンが変わっていくのに気付き、セッピョルに対して嫉妬心を抱きます。
ヨンジュを演じるソナは1990年10月6日生まれで、元K-popアイドルSecretのメンバーです。女優転身後の代表作には、『契約主夫殿オ・ジャクトゥ』や『偉大な誘惑者』などがあります。
デヒョンの父チェ・ヨンピル役(イ・ビョンジュン)
デヒョンの父であるヨンピルは、かつて釜山商業高校のグループサウンド、4大天王のボーカル兼リーダーをしており、歳を重ねた現在はかっこよさが増しています。
楽天的な性格で楽器には万能なものの、お金を稼ぐ能力だけがなく経済面では妻と息子であるデヒョンに頼りっぱなしの状態です。
デヒョンの母コン・ブンヒ役(キム・ソニョン)
デヒョンの母ブンヒは、デヒョンの家の実質的な家長です。お金を稼ぐ能力のない夫ヨンピルに代わり早くから保険業界に飛び込み、温和な人柄と巧みな話術を武器にお金を稼ぎ家族を養っています。
また、セッピョルのことを気に入り、娘のようにかわいがっています。
デヒョンの姉チェ・デスン役(キム・ジヒョン)
デスンは結婚後も実家に入りびたりで、夫の実家の祭祀も実家に押し付けるような人物であるものの、父ヨンピルの遺伝子を受け継いだ美貌の持ち主です。
本人はデヒョンをおんぶして育てたと言い張っていますが、ヨンピルの話によると背負い投げをしただけというエピソードがあります。この出来事があったためか、デヒョンはデスンが柔道の姿勢をとると今もびくびくしてしまいます。
デスン演じるキム・ジヒョンは1982年生まれ。『ロマンスは別冊付録(2019年)』にも出演しています。
セッピョルの妹チョン・ウンビョル役(ソルビン)
ウンビョルはセッピョルに劣らない美貌の持ち主ですが、甘やかされた性格で遊び人の高校生です。
父の死後、セッピョルがウンビョルを養うためにさまざまな犠牲を払い、苦労してきたにもかかわらず、その苦労を気にすることなく自分のルックスを信じて芸能人になることを夢見ています。
親がいないということよりもお金がないことに腹を立てており、勉強しろというセッピョルに対しアイドルとしてデビューしたら親孝行すると豪語しています。
映画俳優カン・ジウク役(キム・ミンギュ)
ジウクは、ハンサムな外見と人柄で次世代国民スターと目されているセッピョルの幼なじみです。もともとはコンビニの店員でしたが、コンビニでのバイト中に強盗を捕まえた姿がマスコミによって報道されたことがきっかけで芸能人になりました。
映画俳優ブランド評判1位の名誉に輝き、アクション映画を中心に大韓民国で注目されていますが、セッピョルに好意を抱いています。
ジウク演じるキム・ミンギュの出演作には『シグナル(2016年)』、『ただ愛する仲(2017年)』『この恋は初めてだから』などがあり2022年に配信されたドラマ『社内お見合い(2022年)』ではサブカップルとして人気を博し、眼鏡キスが「セクシーすぎる!」と話題になりました。
デヒョンの親友ハン・ダルシク役(ウム・ムンソク)
ダルシクはWeb漫画家であり、デヒョンの高校時代の同級生で親友です。コンビニビルの屋上に住んでおり、コンビニの廃棄弁当や廃棄おにぎりで食いつなぐといった生活をしています。
普段は活力がなくゾンビのようなダルシクですが、ゲームセンターでダンスゲームをするときは目が輝き、エネルギーに満ち溢れて飛び回ります。
セッピョルの親友チャ・ウンジョ役(ユンス)
ウンジョはセッピョルの親友であり、セッピョル、グムビと共に発光女子高三銃士の1人です。
発光女子高三銃士の中で唯一高校の卒業証書を持ち、現在は有名なヘアデザイナーの元でアシスタントをしています。いつか自分の店を出すことが夢で、ブロンドに染めた髪とブラックファッションがトレードマークです。
普段は口数が少ないものの、一度口を開けばとてつもない悪口が出てくるため悪口屋というニックネームを持っています。また、両親の別居により母親と2人暮らしですが、セッピョルやグムビにも家族の話はあまりしません。
セッピョルの親友ファン・グムビ役(ソ・イェファ)
グムビはセッピョル、ウンジョと共に発光女子高三銃士の1人です。発光女子高財団理事長の娘であり強大な財力を持つものの、高校の卒業証書がなければ経済的支援を打ち切るという言葉により22歳ながら復学した高校生で、セッピョルの妹ウンビョルとはクラスメイトです。
個性的な性格と全身にブランド品をまとっており、下ネタ好きです。Web漫画、彼女のレゲエボーイのファンでもあります。
ヨンジュの母キム・ヘジャ役(キョン・ミリ)
ヨンジュの母ヘジャはコンビニの2大株主であり、偽善的で偏見的な性格の持ち主です。
自分自身が愛だけで結婚し家の反対で苦労してきた経験から、娘のヨンジュには条件の良い男性と結婚して欲しいと思っており、デヒョンがヨンジュと交際していることに反対しています。
そのほかの登場人物
コンビニのセッピョルにはここまで紹介してきた登場人物以外にも、物語に深く関係している人物がいます。
ぺ・プジャン(ホ・ジェホ)はコンビニ本社の広報チーム部長で、自分より若いにもかかわらず、自分よりもはるかに優れた能力を持つヨンジュに嫉妬しています。
カン・ソンテ(ジチャン)はデヒョンと同期入社のコンビニ本社広報チームスタッフで、デヒョンがコンビニ本社を去った後も友好関係を維持しています。
キム・ジョンハ(シン・ユンジョン)はコンビニ本社広報チームの新入社員で、ソンテと秘密恋愛をしています。
オ・ヒョンジ(イ・ジュハ)はセッピョルの妹であるウンビョルの親友で、人の話に振り回されがちな性格です。
『コンビニのセッピョル』韓国での視聴率は!?
コンビニのセッピョルの韓国での平均視聴率は約7.5%です。また、全国最低視聴率は約5.8%、最高視聴率は約9.5%となっています。
韓国では30分の2部編成で放送されていますが、ここでの視聴率はニールセンコリア(AGB)の視聴率の高い方を示しています。
『コンビニのセッピョル』はどこで見られる?
『コンビニのセッピョル』はU-NEXTで視聴できます。
コンビニのセッピョルは、間抜けなイケメン店長と元不良のアルバイトがコンビニを舞台に繰り広げるラブコメディで、主演の2人だけでなく豪華なキャスト陣も魅力です。
チ・チャンウクの美しさや親しみのある役どころ、キム・ユジョンの小悪魔的なキュートさを楽しめるコンビニのセッピョルを、ぜひ視聴してみてください。
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