【韓国ドラマ】『スタートアップ:夢の扉』|キャスト/登場人物を徹底解説!
2023/03/18
モデル出身の人気俳優ナム・ジュヒョクと、ガールズグループmiss Aでアイドルデビューした美人俳優ぺ・スジが共演した青春ドラマ『スタートアップ: 夢の扉』に登場するキャストについて詳しく解説していきます!
韓国ドラマ『スタートアップ:夢の扉』とは
2020年10月から12月にかけて韓国のテレビ局tvNで放映されたドラマである『スタートアップ:夢の扉』は、競争が激しくなっている韓国のハイテク業界が舞台で、夢をかなえるべく奮闘する若き起業家たちを描いた作品です。
Netflixテレビドラマ部門の世界順位で韓国ドラマの過去最高ポイントを記録するほど人気を集めた作品であり、2021年からは日本のGoogleトレンドで急上昇ワードとなるほどの人気を集めたドラマとなっています。
『スタートアップ:夢の扉』あらすじと見どころ
高卒でアルバイトをしているダルミ、数学の天才でありサムサンテックの創業者ドサンの2人が中心で、韓国のシリコンバレーと呼ばれるサンドボックスを舞台に成功に向かって、恋に仕事に奮闘していくというあらすじです。
起業家としての成功に奮闘する韓国の若者たちのストーリーや展開、そして恋の三角関係はもちろん、スジやジュヒョクという注目の若手俳優の共演、スジの明るい魅力が役どころと合っている点が見どころでしょう。
『スタートアップ:夢の扉』登場人物の相関図
『スタートアップ:夢の扉』では、主人公であるダルミと彼女の架空の文通相手として設定されていた仕事仲間のドサン以外に、ダルミの姉であるウォン・インジェ、ダルミの文通相手であるハン・ジピョンの4名が主な登場人物となっています。
仕事仲間同士であるダルミとドサン、そして文通仲間であるダルミとジピョンでの三角関係となっており、ダルミがどちらの男性を選ぶのかもこのドラマの見どころのひとつです。ドサンとジピョンには、それぞれ異なる魅力があり、ドラマを観ている人たちはどちらも応援したくなるはず!
『スタートアップ:夢の扉』の登場人物とキャスト
スタートアップ:夢の扉は中心となる登場人物はもちろん、彼らの周りにいる登場人物も多彩です。注目の俳優や子役も多いことも、人気を集めている要因でしょう。
ここからは、スタートアップ:夢の扉の登場人物とキャストについて解説していきます。
多彩な経歴をもつ主人公ソ・ダルミ(ぺ・スジ)
ソ・ダルミは『スタートアップ:夢の扉』の主人公。高卒で様々なアルバイトを経験した多彩な経歴を持ち、語学も堪能で有能な人物ではあるものの、大卒ではないことから正社員にはなれず、契約社員として働いています。
明るく負けず嫌いな性格で、あることをきっかけに起業家を目指すところが物語の始まりです。両親はすでに離婚していて、父親に引き取られた経緯があります。
ソ・ダルミを演じているのは、2017年に解散したガールズグループmiss Aの元メンバーであるペ・スジです。1994年生まれで、2010年から芸能界で活躍してきました。
女優デビューは2011年のドラマ『ドリームハイ』のヒロイン役で、その後は映画『建築学概論(2012年)』のヒロイン役や人気俳優イ・ジョンソクと共演したドラマ『あなたが眠っている間に(2017年)』、『バガボンド(2019年)』などにも出演しています。自然体な雰囲気が魅力で「国民の初恋」という愛称が付いたことでも話題になりました。
天才エンジニアであるもう一人の主人公ナム・ドサン(ナム・ジュヒョク)
スタートアップ:夢の扉のもう一人の主人公であるナム・ドサンは、スタートアップ企業「サムサンテック」創業者である天才エンジニアです。
幼いころは数学オリンピックで優勝するなどの才能で一躍時の人となりましたが、サムサンテックの事業が上手くいっていないことから悩みを抱えています。純粋で真っ直ぐな性格の青年で、趣味は編み物です。ただ人の目を見て話せないほど、自尊心が低い部分もあります。
ナム・ドサン役を演じるのは、188cmと高身長であることからモデルの経験を持つナム・ジュヒョクです。1994年生まれ、2014年にドラマ、インヨ姫で俳優デビューを果たしました。出演作にはドラマ、恋はチーズ・イン・ザ・トラップ、保健教師アン・ウニョンがあります。
才色兼備なダルミの姉ウォン・インジェ(カン・ハンナ)
ウォン・インジェはダルミの実姉で「ネイチャーモーニング」の代表を務めている女性です。両親の離婚後は母親と暮らすことを選び、現在は母親と再婚した財閥の父親のおかげで不自由のない生活を送っています。
学歴はもちろん、美貌や財力全てが揃っている才色兼備ではあるものの、義理の父親に立場を追われているという背景もあり、捨て駒にならないためにスタートアップに挑戦しているという役どころです。
ウォン・インジェを演じているカン・ハンナは1989年生まれの女優で、日本でもリメイクされた『知ってるワイフ』イ・ヘウォン役などで知られています。2009年に映画『最後の帰り道』でデビュー、映画『純粋』の時代などにも出演しています。
成功した男ハン・ジピョン(キム・ソンホ)
投資会社「SHベンチャーキャピタル」のシニアチームリーダーであるハン・ジピョンは、企業の将来性を見る観察眼が優れていることから投資スキルの高さを発揮して、高層マンションや高級外車を所有する、いわゆる成功者として描かれている人物です。
幼いころは施設で過ごしていた過去があり、施設を出るときに世話になったダルミの祖母・ウォンドクに対して恩義を感じています。ダルミの本当の文通相手ですが、素性を隠すためにドサンの名前を借りて文通をしていました。
ハン・ジピョンを演じているキム・ソンホは、1986年生まれの舞台出身の俳優です。舞台俳優としては2009年からデビューしており、ドラマ『キム課長とソ理事(2017年)』でドラマデビューを果たしています。
出演作は『100日の郎君様(2018年)』『海街チャチャチャ(2021年)』が代表的です。
ダルミを取り巻く人々
ダルミやドサン、インジェ、ジピョンなどの中心人物のほかにも、彼らを取り巻く登場人物たちは多種多様です。特に主人公であるダルミには複雑な生い立ちがあり、彼女を取り巻く登場人物たちを知っておくことで、ドラマをより理解できるでしょう。
ここからは、スタートアップ:夢の扉でダルミを取り巻く人々と彼らを演じるキャストについて解説します。
ソ・チョンミョン(キム・ジュホン)
ソ・チョンミンはダルミとインジェの実の父親であり、妻と離婚した後は彼がダルミを引き取っています。かつて会社代表に暴行される事件を経験し、事業家として成功することを目指して退職したことをきっかけに離婚しています。
千里眼を持っていて事業家としての才能があり、いつか家族の絆を取り戻すことを目指していますが、支援してくれる投資家に恵まれずに悩んでいます。
ソ・チョンミンを演じているのは1980年生まれの俳優・キム・ジュホンです。韓国で大ヒットした医療ドラマである『浪漫ドクター キム・サブ2』で有名になり『サイコだけど大丈夫』や『ドドソソララソ』にも出演しています。
チェ・ウォンドク(キム・ヘスク)
チェ・ウォンドクはホットドッグ屋を営む心優しい女性で、ダルミとインジェの父方の祖母です。現在はダルミとともに生活していて、15年前に施設で育てられていたジピョンを支えていた時期がありました。
そのことがきっかけでジピョンとの交流が続いており、ジピョンに高校生のダルミを励ましてほしいと文通相手になってもらうように頼んだ経緯があります。
チェ・ウォンドクを演じるのは1955年生まれの女優であるキム・ヘスクで、韓国を代表するお母さん役として有名です。
チャ・アヒョン(ソン・ソンミ)
ダルミとインジェの実の母親であるチャ・アヒョンは、愛よりもお金を選んだ結果、チョンミンと離婚し、インジェを引き取って財閥の会長と再婚しました。その後は渡米し、裕福な暮らしをしています。
チャ・アヒョンを演じるのは、1974年生まれの女優であるソン・ソンミです。1997年にドラマ、モデルでデビューし、映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー』やドラマ『恋するアプリ Love Alarm』に出演しています。
ドサンを取り巻く人々
ドサンはスタートアップ企業「サムサンテック」を友人と共同で創業しており、共同経営者である友人たちに支えられながらエンジニアとして活躍しています。また、家族の応援も受けており、その様子がドラマに良い演出を与えていることも多いです。
ここからは、ドサンを取り巻く人々と彼らを演じるキャストについて解説します。
ナム・ソンファン(キム・ウォネ)
ナム・ソンファンはドサンの父親であり、幼いころから天才だと言われてきた息子に対して期待を寄せている人物です。上手くいっていない息子を家族の恥だと思っている部分もありつつ、いつか成功するだろうと応援しています。
ナム・ソンファンを演じるのは1969年生まれの俳優であるキム・ウォネで、脇役の名品と言われています。出演作はドラマ『力の強い女ト・ボンスン』や『とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~』などです。
パク・グムジョン(キム・ヒジョン)
パク・グムジョンはドサンの母親で、物静かで強靭な性格の女性です。夫の息子に対する文句を静かに制する場面もあり、ドサンに対して残念に思い部分はありつつも優しく見守っています。
パク・グムジョンを演じるキム・ヒジョンは1970年生まれの女優で、多くのドラマでお母さん役を演じていることで有名です。出演作には『ファーストワイブズクラブ』、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』などがあります。
ナム・チョノ(チャン・セヒョン)
ナム・チョノはドサンの従兄弟で、撮影から、字幕などの編集をすべて一人でこなし「チャクトゥスタジオ」という映像編集会社を運営しています。
ナム・チョノを演じるのは1980年生まれのチャン・セヒョンで『花郎(ファラン)』や『都会の男女の恋愛法』、『のだめカンタービレ〜ネイル カンタービレ』などに出演しています。
キム・ヨンサン(キム・ドワン)
共同経営者の一人であるキム・ヨンサンは、ドサンの良き友人であるソフトエンジニアです。悩みがあると様々な名言で励ましてくれるなど、友人を大切にしています。
キム・ヨンサンを演じたキム・ドワンは1995年生まれの俳優で、2017年に配信されたウェブドラマ『seventeen』で主演を務め、俳優デビューしました。他にも『十八の瞬間』や『九尾の狐とキケンな同居』などに出演しています。
イ・チョルサン(ユ・スビン)
ヨンサン同様にドサンの共同経営者・友人の立場にあるのが、イ・チョルサンです。彼もソフトエンジニアで、訛りがひどい役どころが特徴です。ドサンのコーディングスキルの高さを一番理解しており、代表としても認めている人物です。
イ・チョルサンを演じたユ・スビンは、1992年生まれの俳優です。ドラマ『愛の不時着』で人気を博し『刑務所のルールブック』などにも出演しています。
インジェを取り巻く人々
ダルミを取り巻く環境は複雑なものだと解説しましたが、彼女の姉であるインジェを取りまく環境もまた複雑であり、本人の立場も難しいものとなっています。
ここからは、インジェを取り巻く人々と演じているキャストについて解説します。
ウォン・ドゥジョン(オム・ヒョソプ)
ウォン・ドゥジョンはアヒョンの再婚相手であり、インジェの義理の父親です。モーニンググループの会長として会社のために尽力してきた人物で、表面上は物腰が柔らかそうに見えますが冷酷で野蛮なビジネスマンの側面も持っています。
ウォン・ドゥジョンを演じているオム・ヒョソプは1996年生まれの俳優で『ショッピング王ルイ』や『ライフ』、『秘密の森』『ドドソソララソ』などに出演しています。
ウォン・サンス(ムン・ドンヒョク)
ウォン・サンスはドゥジョンの実の息子であり、インジェとは戸籍上の兄という関係にあたります。「ネイチャーモーニング」でインジェの秘書をしているものの、問題児で仕事があまりできず、父親の頭を悩ませる存在です。
ウォン・サンスを演じているムン・ドンヒョクは、1991年生まれの俳優です。『キングダム』シリーズや『ザ・キング:永遠の君主』などに出演しています。
ジピョンを取り巻く人々
ジピョンは幼いころに施設で育った関係で親はいませんが、会社の仲間が彼を支えてくれているところがポイントです。ここからは、ジピョンを取り巻く会社の人々と彼らを演じているキャストについて解説します。
ユン・ソナク(ソ・イスク)
ユン・ソナクはジピョンが所属しているSHベンチャーキャピタルの代表であり、サンドボックスの立ち上げをした優秀な女性投資家です。事業家としても投資家としても成功している、優秀な人物として描かれています。
ユン・ソナクは1966年生まれの女優であるソ・イスクが演じており『相続者たち』や『ホテルデルーナ』などで名脇役として活躍しています。
パク・ドンチョン(キム・ミンソク)
ジピョンの後輩かつ部下であるパク・ドンチョンは、誰も知らない真珠のようなスタートアップを発掘する夢を持っている人物です。業界でも成功者として知られるジピョンを尊敬しています。
パク・ドンチョンを演じている1992年生まれのキム・ミンソクは『太陽の末裔〜Love Under The Sun〜』『この恋は初めてだから〜Because This is My First Life〜』などにも出演している俳優です。
その他の登場人物
他にも主だった登場人物として挙げられているのが、以下の人物たちです。
・チョン・サハ(ステファニー・リー)
・アレックス(チョ・テグァン)
チョン・サハは美人デザイナー兼モデルの女性で、英語同時通訳の資格も持つサムサンテックのメンバーです。演じているステファニー・リーは1993年アメリカ生まれの女優で『皇后の品格』、『ヨンパリ』などに出演しています。
アレックスはシリコンバレーに本社がある2STO(トゥースト)社のディレクターで、M&Aの専門家として活躍する在米韓国人です。キャストのチョ・テグァンはカナダ国籍の俳優で『太陽の末裔』がデビュー作です。
主人公達の子役
スタートアップ:夢の扉では中心人物であるダルミ・ドサン・インジェ・ジピョンの子供時代を演じた子役を紹介します。
・ホ・ジョンウン(ソ・ダルミの子供時代)
・キム・ガンフン(ナム・ドサンの子供時代)
・ナム・ダルム(ハン・ジピョンの子供時代)
・イ・レ(ウォン・インジェの子供時代)
いずれも2002年から2009年生まれの子役で、ホ・ジョンウンは町の弁護士チョ・ドゥルホに出演したことで天才子役として知られるようになりました。
スタートアップ:夢の扉にカメオ出演している俳優
スタートアップ:夢の扉には、特別(カメオ)出演している俳優(コメディアンやスポーツ選手)が数名います。
・7話:ムン・セユン(コメディアン)/ジピョンが住んでいるマンションの警備員役
・8話:ペ・ヘソン(女優)/イ・ヘウォン課長役
・8話と12話:パク・チャンホ(元MLB選手)/パク・チャンホ(本人)役
・10話:イ・ボヨン(女優)/居酒屋の客役
・16話:ヨ・ジング(俳優)/企業の代表役
ちなみにヨ・ジングはドラマに登場するAIスピーカー「ヨンシル」の声役として出演していましたが、最終回では本人が登場しています。
『スタートアップ:夢の扉』はどこで見られる?
スタートアップ:夢の扉は2020年に韓国で放映されたドラマで、日本でも2020年の同日にNetflixで配信がスタートしています。
スタートアップ:夢の扉を見てみよう!
今回は韓国ドラマ、スタートアップ:夢の扉について解説しました。恋愛面だけではなく登場人物たちの成長を楽しめるストーリーや魅力的な登場人物、キャストなど見どころが満載のドラマです。
本記事を通して、スタートアップ:夢の扉が気になったという人は、ぜひ視聴してみてくださいね!