〈年末捨てルール〉1回使ってみると納得して捨てられる!「今」便利じゃなければ捨てる!

2023/12/27

家の中の物を約1年で半分に減らしました!すっきり片づけるには自分なりのルールで。ワンオペ・ママの迷いなく捨て去る年末捨てルールとは?物を減らせば管理の手間もストレスも減り、家族運までアップしたというテクに迫ります。

今すぐできる素敵なくらしのアイデアを毎日発信中。お金の貯め方から、時短掃除、洗濯、料理作りなどの家事の知恵、...

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<教えてくれた人>
整理収納アドバイザー Oさん(大阪府 39歳)
夫(単身赴任中)、長女(7歳)、長男(4歳)の4人家族。実家は物が多く、「物を大事にする=捨てずに保管」という価値観の中で育つ。念願の“収納たっぷりマイホーム”を建てたけれど、物が多いと結局散らかることを実感。その後、整理収納アドバイザーになり「手放す」ことの大切さを知る。

◎HOUSE DATA◎
築5年/持ち家一戸建て/5LDK

1回、使ってみると納得して捨てられる

「まだ使える」とぼんやり思っていても時間が過ぎるだけ。使わないまま家にず~っとある物は、つべこべ言わずすぐ使って。1回、使うとすんなり捨てられる物って案外多いんです。

服は全身鏡の前で着てみると似合わない物から捨てられる

どんなに高くて昔気に入っていたとしても、買って数年経った服を着て、鏡でよ~く見ると「ん?」と思うことが……。「着ない服には着ない理由あり。勇気を持ってその理由を受け止めたら(笑)、納得して捨てられます」。

1回、着てみてこんな服は即捨て!

● なんか太って見える服
● なんか老けて見える服
● なんかテンション上がらない服
● これ着て友達に会いたくない服

余ってる紙皿、紙コップは夕飯で使って捨てればラクできて一石二鳥

コロナ前は自宅でよく“子連れランチ会”をして、気づけば紙皿と紙コップのストックがあふれていたとOさん。「忙しい日に、余った紙皿と紙コップを夕飯で使います。洗い物が減ってラク!」。

昔の便利グッズも「今」便利じゃなければサッサと捨てる

「昔は『これ使ったら料理がラクになるかも』と便利グッズをよく買いましたが、時間が経つとたいてい『なんで買ったかなあ』に(苦笑)」。残す基準は「今」便利か?「今」使うか?そうでなければ処分!

餅レンチングッズは捨てずに愛用

お客さま用のリッチな食器もしまい込まずに有効活用

結婚祝いにもらったバカラのグラスで日々、麦茶をごくごく。「貴族の友達が遊びにきたら使うね、なんて言ってたけど、そんな友達いなかった(笑)」。素敵な物こそ普段使い。しまい込んだらもったいない!

捨て方に迷ったら、ゴミ分別アプリで即チェックします

捨て方が分からないとつい手がストップしがち。「捨てたい物を入力すると市区町村ごとの捨て方を教えてくれるアプリ“さんあ~る”が便利。粗大ゴミの処分施設の電話番号もスマホに登録しておいて、捨て方に迷ったらすぐ電話します」。

捨てようか迷った物はすぐ「保留BOX」に入れる

「これ、捨てる……?」と迷ったときに入れる場所が「保留BOX」。そこに「捨て候補」の物を集めると、元の場所に戻してまで本当にまた使いたいか考えられます。

「捨てようかな」と思った瞬間にBOXに入れて、その場に置いておかない

「これもう使わないかも」と一瞬でも思ったら、その場に置きっぱなしにしないで、すぐに保留BOXへ。「捨てていい物も、使っている物の中に紛れるとしれっと大事な物風を装うんですよ(笑)。居場所を変えることでそれを断固阻止!」。

BOXは大人用と子ども用の2つに分けると本人に確認しやすい

大人用の中身は自分で最終判断をするけど、子ども用の中身は必ず子どもに聞いてから処分。「『捨てていい?』より『これ大事?』って聞くほうが、子どもは大事に取っておきたいか、もういらないか判断しやすいようです」。

これまでに保留BOXに入れた物たち

● 5年前の美顔ローラー
● ロングヘア時代のヘアアイロン
● 古くなった香水
● 使わなくなったザル
● 子どもの古いマグカップ
● もう遊んでなさそうなおもちゃ

子どものおもちゃや作品は視界から消えるだけで興味がなくなることも

子どもって、使い倒したおもちゃや完成した絵や折り紙にわりと無関心……。「なので放置してる物はしばらく保留BOXに入れ、視界から消します。すると執着せず本人が『もういらない~』と言うことがよくあるんです」。

どんな物も1カ月後に見返すと9割が「不要品」に

「保留BOXがパンパンになってきた1カ月後くらいに改めて見ると、不思議なことに9割が不要品に見えます。まさに“イリュージョン”(笑)!」。その中で「やっぱりこれ使うわ~」という物は救出することも。

ただでさえ忙しい年末は、家事の断捨離(R)も大切です

年末はやることが多くて心も体もヘトヘトになるから、物だけではなく家事そのものも手放したOさん。「やめたのは大掃除と年賀状。この2つをやめたら年末の負担がかなり軽くなりました」。

参照:『サンキュ!』2024年1月号「スッキリ!年末捨て」より。掲載している情報は2023年11月現在のものです。撮影/大森忠明 構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部

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