老後のお金、子どもの学費はどうする?30・40代で考えるべき将来のお金

2022/11/27

結婚や住宅の購入など、ライフイベントが多い30代。年齢を重ねるにつれて病気のリスクや老後資金の不安は強くなっていきます。今回は、30・40代のうちに備えておきたい将来のお金について紹介します。

教えてくれたのは、株式会社エイチームフィナジーが運営する総合保険サイトで、お金にまつわる情報も数多く発信している「ナビナビ保険」の編集部です。

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老後の生活はどうする?年金だけではまかなえない老後資金

将来、年金だけで暮らせるのか、考える人も多いのではないでしょうか。

総務省が発表した「家計調査年報2020年」によると、65歳以上の夫婦の場合、月の生活費は約23万円、1人世帯場合は約月13万円です。この生活費には健康保険や税金などの支払いは含まれていません。

また、冠婚葬祭や疾病した場合の医療費、さまざまなライフイベントなどを考えると出費はほかにもありそうです。ざっくりシミュレーションしただけでも、年金のみで老後を暮らしていくのはむずかしいことがわかります。

老後に「ゆとりのある生活」を送るには公的年金だけでは生活費は不足する

仕事を定年退職したら、「旅行にいったり趣味にお金をかけたりしてゆったりとすごすのが夢」という人も少なくないかもしれません。しかし、年金だけでは“ゆとりのある生活”を送ることが厳しいのが現実です。

「定年を迎えたら田舎の実家に帰る」「子どもが巣立ったから家を売却する」など将来の暮らし方によって、ライフプランは変化していきます。どういった老後の暮らし方をするのか考えたうえで、老後資金の貯蓄プランを立てていきましょう。

子どもの教育費は計画的に貯めておこう

老後資金とは別に子どもの教育費も貯めておく必要があります。文部科学省の調査によると、幼稚園から高校まですべて公立に通った場合の教育費は541万円、すべて私立に通った場合だと1,830万円です。公立と私立では教育費が約3倍変わってくることがわかっています。

入学金や制服を購入するときには、まとまったお金がかかり、このほかに大学の進学費用、下宿する場合は下宿代も発生します。必要な教育費から逆算し、どれぐらいの金額がかかるのか、家計から捻出できそうな金額を確認していきましょう。

教育費の貯蓄プランづくりには、家族間で教育方針を話し合うことも大切です。

保険を見直して健康リスクに備える

年齢を重ねるにつれて病気のリスクは高まります。現在加入している医療保険や生命保険が、20代のころの保障内容のままだと不足している可能性があります。また、必要のない保険に加入しているかもしれません。

保険を見直すことで家計の保険料負担を抑えられることもあります。教育費の貯金を考えるとともに保険を見直していきましょう。

まとめ:将来や教育方針についてすり合わせる機会に!

老後と教育費を貯蓄するために、いくらぐらいお金が必要かシミュレーションしてみましょう。家族で将来や教育方針についてすり合わせるよい機会にもなりますよ。保険内容を見直し、健康リスクにも備えていきたいですね。


■執筆・・・「ナビナビ保険」編集部
株式会社エイチームフィナジーが運営する、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」の編集部。生命保険や資産形成をはじめとするお金についての幅広い悩みを解消するべく、専門家監修のお役立ち情報を正確にわかりやすく発信しています。

 
 

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