収入の半分以上!年に300万円の貯金をするママ【総資産4,500万円】節約・簡単・絶品レシピ3選
2024/05/21
夫の手取り548万円のうち年間で320万円の貯金しているという、サンキュ!STYLEライターの川崎みささん。海上保安官時代は、巡視船に乗り、船舶料理士として働いていた経験をもつ2児のママです。船に乗っているあいだは、限られた食材をつかいながらも、おいしくて栄養のある食事をつくるのが任務。今も節約のコツは、「家にあるものでなんとかする」という精神が息づいています。今回は、家にある材料で簡単にできるレシピを教えてもらいましょう!
ゆで卵を最大限に活用せよ!
巡視船の冷蔵庫に欠かせない食材といえば「卵」。有事で調理の時間が取れない、予算が足りないといったときも卵は大活躍したといいます。現在も、「仕事がいそがしい」「外食を控えたい」というときはゆで卵の出番。黄身の位置にこだわらないので、「鍋に水と卵を入れて12分間茹でるだけ」の方法でつくります。
活用方法はさまざま。卵サラダは定番で、つぶしたゆで玉子にマヨネーズ、隠し味に砂糖をひとつまみ入れる海保流でつくります。写真のようにパンにはさめば、あっという間に立派な「食事」が完成!
船舶料理士のときは、食材が乏しくなってくると、中途半端に残った野菜と卵と漬物を使った「タルタルソース」をつくり、肉や魚に添えて出していたのだそう。海保流のレシピは、ゆで卵1個、マヨネーズ大さじ2、刻んだ漬物大さじ1、冷蔵庫の余り野菜を好きなだけ混ぜれば完成。写真のように、焼いただけでも肉や魚がグレードアップします。
15分、家にあるもので絶品スイーツをつくれ!
「乗組員からの熱い要望でよくつくっていたので、即席おやつは大得意!」という川崎みささん。今も、家にあるもので簡単においしいスイーツをつくっています。写真は、15分でできる「ホットりんごカスタード」。つくりかたを教えてもらいましょう。
材料は2人分。小玉りんご1つ、プリン1つ、クッキー4枚、砂糖大さじ1です。まずは、りんごの芯を取りのぞき、1口大に切ります。りんごの皮が気になるときは皮を剥いてもOK。耐熱皿に、切ったりんごと砂糖を入れて、ふわっとラップをかけたら、500Wの電子レンジで7分ほど、りんごが焦げないように温めます。プリンは泡だて器で混ぜてソース上に。クッキーは伸ばし棒などでたたいて粉々にします。カップに砕いたビスケット、プリンソース、りんごを重ねていけばできあがり!子どもたちが喜ぶ顔が浮かびますよね。
巡視船時代は、片栗粉、きなこ、砂糖で「なんちゃってわらび餅」などをつくり、船長に隠れて食べた思い出もあるそうですよ。
ふだんの食事は簡単・おいしくを両立せよ!
子どもを産んですぐのころは、料理のプロとして、栄養バランスや、何品もつくったりと「理想の食卓」にこだわりすぎてしまったといいます。料理が好きでも、プロであったとしても、つかれるときだってあります。毎日のごはんづくりを続けることが、家族の健康と節約にもつながっているからこそ、今では、「家庭料理は手軽においしく」がモットーに。たとえば、写真の豚汁。野菜もタンパク質もひとつの鍋で完成する最高のメニューだといいます。豚汁と炊きたてのごはんさえあればOKなのです。
写真のように、薄く切った玉ねぎと豚肉(鶏肉でもOK)を、お好みの焼肉のタレで炒めるだけで、立派な一品に。「冷蔵庫に野菜がない」というときは、コンビニで買った50円のもやしと、肉の代わりに、ちくわや厚揚げを焼肉のタレで炒めることも。
毎日の食事づくりをがんばりすぎてストレスになると、お惣菜などにたよってしまい節約にはなりません。無理なく続けていくことこそが、川崎みささんの健康と節約のポイントなのです。
まとめ
工夫すれば家にあるものでなんでもできる!そんな川崎みささんのレシピをご紹介しました。
「欲しい」と思ったら、スマホひとつで簡単に買えてしまう時代。「買う前にまず自分の持っているモノを確認するクセをつける。工夫でどうにかならないか、まずは考えてみる」ことが大切だといいます。川崎みささんが大きな資産を築いたのは、ガッチガチの「我慢の節約術」ではありません。お金をかけずとも、知恵と工夫で乗り切る工夫で、楽しい生活を続けてきたからなのです。料理だけでなく、すべての生活につながる川崎みささんの考えかた、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※電子レンジの加熱時間は、500Wの場合の目安です。
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