【実録】元銀行員がお給料をほとんど浪費してしまっていた驚きの原因3つ
2024/07/28
「浪費」「無駄使い」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯め達人のライターまりこさんは、今でこそ我慢ゼロでお金を貯められることについて発信していますが、銀行員でありながら、お給料のほとんどを浪費に使っていたことがあるのだそう。
今回はそんなまりこさんが、実際に浪費してしまっていた原因について3つご紹介いたします。当てはまるものがあっても大丈夫、気がついた今から浪費や無駄使いをやめることができますよ。
1.やりたくないことをずっと続けていた
新社会人として銀行で働き始めたその日から「やめたい」と思ってしまいました。大雑把で面倒臭がりな私には、細かくて丁寧なスキルを求められる銀行の仕事は向いていなかったのです。
だけど、「石の上にも三年」という諺を信じて3年はがんばろうと働いていました。その間、ストレスは増すばかりでした。ストレスに比例して、ショッピングに使うお金が増えていきます。最新のファッションやブランドのバッグ、靴などをどんどん買っても満たされない日々が続きました。
ストレスを溜めながら働いて得たお給料を、そのストレスを発散するために使っており、一向に貯められず悪循環でした。やりたくないことを続けている限りは、浪費が続くのですが、当時は浪費していることすら気がつきませんでした。
あなたは、やりたくないこと続けていることありませんか?もしあったらノートに「やりたくないこと」を書き出してみましょう。それだけでも心が軽くなり、どうやったらやめられるかな?とアンテナがたち始めます。
2.節約しているつもりだった
働いても働いてもお金が貯まらないのは自分でも気がついていたので、一応節約をしていました。ランチを食べる時は100円でも安いメニューを選び、服を買う時も定価で買わずセールで買っていました。食材を買う時も広告を見てできるだけ安い店を探してもいました。
でも、これは「節約しているつもり」だったのです。「お得だから」と本当にほしいものではないものを選ぶことは、結果的に気持ちが満たされずに、足りない何かを埋めるためにまた何かを買ってしまうのです。
今なら我慢したり、辛い節約をしなくても貯められることがわかるのですが、当時の自分は間違った節約をしていることに気がつきませんでした。
もし「節約が辛い」と思っているなら、あなたも「節約してるつもり」かもしれません。そんな時は「本当はどうしたい?」と問いかけてみてください。本当の気持ちがわかると、辛い節約をしなくても、心地よくお金を貯められるようになりますよ。
3.自分の気持ちに向き合わなかった
初めての子育てと家事の両立にうまくいかないことが多くて、ほっと一息つく時間もなかったころ、夜のネットショッピングを見るのが唯一の楽しみでした。そこでポチっとして、かわいいワンピースが届くのをワクワクして待っていたのに、届いたのは画像と全然違うもので、とてもがっかりしました。
自分と向き合う時間を作らなかったから、本当は不要なものまで買ってしまっていたのです。
たった5分でもいいので、ノートに今日の気持ちやねぎらいの言葉、嬉しかったこと、悲しかったこと、辛かったことなどを書いていたら、ネットに逃げることなく自分に向き合えて、無駄な買い物も減らせたのになと今となっては思います。
自分と向き合い、その時の気持ちに耳を傾けることは、浪費を減らせる簡単で効果抜群な方法です。
浪費や無駄使いはいますぐやめられる
一生懸命働いて得た収入が浪費や無駄使いでなくなってしまっていては、本末転倒です。収入は本来、幸せになるために得るものです。
浪費や無駄使いは自分に向き合い、「心地いい」ことを知ることですぐにやめることができます。あなたは浪費や無駄使いをしなくなったお金でどんな幸せを得たいですか?想像するとワクワクするような未来にお金を使えるようになりますよ。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。
編集/サンキュ!編集部