【韓国ドラマ】『キルミーヒールミー』|あらすじ&キャストを徹底解説!
2023/07/27
韓国ドラマ『キルミーヒールミー』は、解離性同一症をテーマに人気俳優チソンが多重人格という難しい役柄を演じ、『彼女はキレイだった』でヒロインを演じたラブコメの女神ファン・ジョンウムが彼の主治医を演じたラブストーリーです。一言にラブストーリーというには内容が濃く、ヒューマンドラマでもあり、謎が徐々に解明していくミステリー要素もあり、Googleユーザー評価では高評価が94%。2015年公開ですが今でも根強いファンがいるドラマです。
『梨泰院クラス』主演のパク・ソジュンとの三角関係も見どころとなっている『キルミーヒールミー』について解説していきます!
『キルミー・ヒールミー』の概要
『キルミー・ヒールミー』は、2013年公開の韓国ドラマ『秘密』でも共演したチソンとファン・ジョンウムが再共演したヒューマン・ラブコメディーです。全20話の構成になっており脚本はキム・スヒョンが主演したロマンス時代劇『太陽を抱く月』のチン・スワン、演出は、ヒョンビンが出演したドラマ『アイルランド』のキム・ジンマンが手掛けています。
『キルミー・ヒールミー』は2015年のMBC演技大賞で大賞を含めた12冠を達成するなど、注目の話題作となりました。
『キルミー・ヒールミー』のあらすじ
アメリカで暮らす財閥の御曹司ドヒョン(チソン)は友人も多く穏健で誰からも好かれる好青年ですが、じつは自分の中に7人の別の人格が存在する多重人格という秘密を抱えていました。
ドヒョンの中の別人格であるセギ(チソン)の仕業で韓国へ向かう飛行機に乗ったところ、覆面小説家のリオン(パク・ソジュン)と精神科医のリジン(ファン・ジョンウム)という兄妹と知り合います。
その後、リジンと再会したドヒョンはセギの人格で告白をしてしまい、ドヒョンはリジンに主治医になってほしいと依頼します。
2人は突然別人格に変わる原因を探りますが、それが過去の事件とつながりがあることがわかり、だんだんと幼少期の秘密が明らかになっていく…というあらすじです。
チソンが演じる、性別も年齢も異なる7人の人格
チャ・ドヒョン…財閥三世でIDエンタの副社長。温厚な人柄。
シン・セギ…ロックでセクシー。愛情表現も過激でケンカっ早い攻撃的人格。
フェリー・パク…酒と爆弾が好き。明るいおじさんの人格。
アン・ヨソプ…自殺願望のある高校生の人格。
アン・ヨナ…ヨソプの双子の妹で自由奔放な女子高生。
その他、可愛い人格ナナと疑問の人格Mr.Xが登場します。この二人について説明するとネタばれになってしまうので、チソンの七変化を楽しみに見てみてくださいね。
『キルミー・ヒールミー』の主要キャスト
『キルミー・ヒールミー』では、素晴らしい演技力で異なる人格を演じ分けたチソンや日本でも人気の高いパク・ソジュンなどさまざまな俳優がキャストとして名前を連ねています。
ここでは『キルミーヒールミー』の主要キャストを詳しく紹介していくため、どのようなキャストがいるのか参考にしてみてください。
チソン|チャ・ドヒョン他7役
ソンジングループの御曹司でありながら多重人格であることを思い悩むチャ・ドヒョンを、チソンが演じています。
ドヒョンは別人格であるセギにより韓国に帰国させられたことで後継者争いに巻き込まれ、韓国から帰国する飛行機の中で、精神科の研修医であるオ・リジンと出会います。
チソンは1977年生まれの俳優です。ドラマを見て制作会社に直接電話し、ドラマへの出演を勝ち取ったという経歴の持ち主で、その演技力には定評があり、主な作品には『オールイン』、『運命の愛』、『ニューハート』、『秘密』、『知ってるワイフ』、『医師ヨハン』、『悪魔判事』など多数あります。
2022年公開のドラマ『アダマス 失われたダイヤ』でも性格も職業も異なる双子として一人二役を演じています。
私生活では『君の声が聞こえる』、『マザー〜無償の愛〜」、『花様年華〜君といた季節〜』など多くの主演作がある美人女優イ・ボヨンと結婚し二児の父でもあるチソン。韓国芸能界きってのおしどり夫婦として知られ、Instagramには家族への愛情あふれる写真が投稿されています。
ファン・ジョンウム|オ・リジン役
新米精神科医オ・リジンを、ファン・ジョンウムが演じています。リジンは新米の精神科医であり、リオンの双子の妹です。リジンはドヒョンの個性豊かな別人格達と真剣に向き合います。
ファン・ジョンウムは1985年生まれの女優です。ガールズグループSugarとしてデビューし、女優へと転身しました。表情豊かでコミカルな演技ができるジョンウム。『キルミー・ヒールミー』で血のつながらないきょうだいを演じたパク・ソジュンと共演したラブコメディ『彼女はキレイだった』は日本でもリメイクが作られるほど人気のドラマとなりました。
パク・ソジュン|オ・リオン役
リジンと双子の兄であるオ・リオンを、パク・ソジュンが演じています。リオンはオメガというペンネームで小説を書いている覆面天才推理小説家です。双子の妹であるリジンに兄妹以上、恋人未満の思いを抱いています。
パク・ソジュンは1988年生まれの俳優で、Netflixで2020年に公開された『梨泰院クラス』が大ヒットし、世界的にも人気俳優になりました。その他の主な作品には『魔女の恋愛(2014年)』、『彼女はキレイだった(2015年)』、『花郎(2016年)』、『サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜(2017年)』、『キム秘書はいったい、なぜ?(2018年)』などがあります。今やトップスターとなったパク・ソジュンが、妹を想い、切なく揺れ動く心を見事に表現している姿も必見です!
オ・ミンソク|チャ・ギジュン役
ドヒョンの又従兄であるチャ・ギジュンを、オ・ミンソクが演じています。ギジュンはIDエンターテインメントの社長です。突如帰国したドヒョンとの後継者争いにより、ドヒョンを陥れようとします。
オ・ミンソクの主な作品には『愛はビューティフル』、『人生はワンダフル』 、『王は愛する』、『神様がくれた14日間』などがあります。
キム・ユリ|ハン・チェヨン役
ギジュンと婚約しているハン・チェヨンを、キム・ユリが演じています。チェヨンはドヒョンの初恋の相手です。
キム・ユリの主な作品には『18アゲイン』、『主君の太陽』などがあります。
アン・ネサン|チャ・ジュンピョ役
ドヒョンの父であるチャ・ジュンピョを、アン・ネサンが演じています。ジュンピョはドヒョンが子どもの頃に起きた会長就任パーティー中の火災により、21年間植物状態です。
アン・ネサンは数多くのドラマや映画に出演しており、見た事がある方も多いと思います。優しい父親役であったり、時代劇では策略を企てる大臣役であったり、その時々によっていろいろな役柄を演じ分けます。主な作品は『成均館スキャンダル』、『太陽を抱く月』、『雲が描いた月明り』、『朝鮮精神科医ユ・セプン』などの時代劇から、『ただ愛する仲』、『18アゲイン』、『まぶしくて〜私たちの輝く時間〜』、『ドドソソララソ』などの現代劇まで数多くのドラマに出演しています。『悪魔判事』ではチソンと再共演をしています。
『キルミー・ヒールミー』の見どころ
『キルミー・ヒールミー』は、2013年の傑作ドラマ『秘密』で共演した主演2人の再共演で話題になりましたが、他にもたくさんの見どころがあります。どのような見どころがあるのか知っておくことで、より『キルミー・ヒールミー』を楽しめるでしょう。
ここでは『キルミー・ヒールミー』の見どころを紹介していきます。
7人の人格を演じ分けたチソンの演技力
『キルミー・ヒールミー』では、主演のチソンが7人もの異なる人格を演じ分けている点が大きな見どころです。
穏やかで誠実なドヒョン本人の人格のほか、攻撃的な青年、40代の中年男性、自殺願望がある男子高校生、明るく自由奔放な女子高生など個性あるキャラクターを目つきや声色、しぐさによって演じ分けたチソンの演技力は、視聴者を虜にしました。
キルミー・ヒールミーは、チソンの俳優人生の中でも最高の演技であると評価されています。
ヒットメーカーが織りなす脚本
『キルミー・ヒールミー』の脚本は韓国で大ヒットしたドラマ『太陽を抱く月』のチン・スワン、演出は、『スキャンダル』などを手掛けたキム・ジンマンというヒットメーカーがタッグを組んだ事でも注目されました。
ミステリアスな要素を主軸に、主人公たちの愛に心温まる珠玉のラブロマンスとなっています。
リジンを取り巻く恋模様
『キルミー・ヒールミー』はヒロイン、リジンを取り巻く恋模様にも目が離せません。リジンは初めて出会った日にドヒョンの別人格であるセギに告白されますが、その後主人格であるドヒョンからも告白されます。
また、日本での人気も高いパク・ソジュンがリジンの双子の兄を演じており、妹に対して兄妹以上、恋人未満の思いを抱いている点にも注目です。このように、ヒロインの恋模様も見どころとなっています。
『キルミー・ヒールミー』はどこで見られる?
『キルミー・ヒールミー』はU-NEXTやNetflix、Amazon Prime Videoのアジアチャンネルなどで見られます。
『キルミー・ヒールミー』は、『秘密』のチソンとファン・ジョンウムの再共演や、ヒットメーカーである脚本家と演出家がタッグを組んだことでも話題になったヒューマン・ラブコメディーです。
個性の異なるキャラクターを演じ分けているチソンの演技にも注目です。あらすじやキャストについての情報を得ることで、このドラマの面白みも増すでしょう。
『キルミー・ヒールミー』に興味が湧いた人は、ぜひ視聴してみてはいかがでしょうか。
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