知って納得!【コストコ】サステナブルな取り組みで生まれた商品3選
2023/07/23
アメリカからやってきた!会員制スーパーコストコ!
日本のスーパーではまずお目にかかれないボリュームある商品や、ここでしか買えないオリジナル商品が大人気!
そんなコストコ商品を、年間230万円分1,000商品以上購入しているコストコナビゲーターのaoさんに、サステナブルな取り組みで生まれた商品を3つご紹介してもらいました!
フードコートのパッケージが変わりました
コストコでは、プラスチックを減らすためにと、まずは、フードコート商品を提供するアイテムの見直しが行われました。
現在は、紙またはバイオプラスチック材料にすべて切り替えられたそうです!
ピザやバーガーの紙皿、フォークやナイフなどのカトラリー、ソフトクリームのカップなど、種類も多い上に、毎日かなりの数を使うものだからこそ、この対策を早めに進めた功績は大きいですよね。
2020年には、すべて対応アイテムに切り替えられたというのだから驚きです。
葉っぱが無いパイナップル?
こちらは、コストコで販売されている「ハニーグローパイナップル」という商品です。
写真をみて、なんだか間の抜けたようなパイナップルだなと感じた方!大正解!
というのも、こちらの商品、パイナップルの頭にあるはずの葉っぱが無いのです。
「クラウンレスパイナップル」と呼ばれる商品で、パイナップルの葉のことを「クラウン」と呼び、それがついていないことから「クラウンレスパイナップル」と呼ばれます。
こちらもサステナブルな取り組みの一貫で生まれた商品で、パイナップルのクラウンを外すことで、一箱に入るパイナップルの量を増やし、物流効率をあげ、それによって輸送時の二酸化炭素の排出量を削減しました。
しかも、この外されたクラウンも、二次栽培できることもあり、さらに資源の循環にも繋がっているそうです。
一見すると、パイナップルらしさにややかけてしまうように見えますが、こんなにステキな取り組みが裏側にあると思ったら、今まで以上に手に取りたくなりますよね!
実際のところ、葉がついていても、家に帰ればただの生ゴミになってしまうのですから、とても良い取り組みだなとも感じました。
海のペットボトルがバッグに?
こちらは、2023年に新発売になった、コストコのショッピングバッグです。
これまでのビニールのような素材とは違い、やや紙のような柔らかな質感になり、海をモチーフにした3つの柄が入ったショッピングバッグです。
こちらの商品は、なんと、原材料にバッグ1枚につき、海洋や運河から拾われた500ml ペットボトル16本分、 またはそれと同量のプラスチックをリサイクルしたものが使われているんです!
デザインも、イルカ・シャチ・クジラと海をモチーフにした生き物が描かれていて、とってもステキなのですが、このシッピングバッグを作るために、海がキレイになったのかなと思うと、嬉しくなりますよね。
コストコでは、店舗で実際に使うアイテムから、一つ一つの商品に至るまで、企業としてできることはないかな?と、サステナビリティに関わるさまざまな取り組みを積極的に行っています。
こういった商品や取り組みが増えるたびに、コストコ会員で良かったなとも思いますし、さらに、応援したくなりますよね。
未来のために、今後は、企業ぐるみでどのような活動を行っているのか?も知った上で、利用する店舗を選ぶ時代もすぐそこなのでは?と感じています。
■執筆/ao…衣食住365日コストコ品で生活するコストコナビゲーター。年間230万円分以上コストコ商品を購入してレポートする。Ameba公式トップブロガーで「aoのコストコガイドブログ!」が人気。TV・雑誌・WEBメディアでも活躍中!
編集/サンキュ!編集部