押入れ収納は、奥行きがあって使いにくいと感じているかたも多いでしょう。この記事では、押入れ収納のポイントやおすすめのアイデアなどを紹介しています。また、おすすめのものの捨て方なども紹介しています。押入れを有効活用したいというかたは、ぜひ読んでみてください。

押入れ収納のポイント3つ
押入れを活用して上手く収納するには、いくつかのポイントがあります。
押入れ収納は、寝具や季節の家電を収納する場所というイメージを持たれやすいです。たくさん収納できるというメリットがありますが、奥行きがあり寝具をしまう以外の使い方がわからないというかたもいるでしょう。
ここでは、押入れ収納を有効活用するポイントを3つ紹介します。
ポイント1:収納棚を設置する
押入れを効果的に活用するためには、収納する衣類やスペースに合わせて収納棚を設置することがポイントとなります。
押入れは一般的に、上段と下段に分かれています。それぞれの場所に合った収納棚を設置することで、一気に使いやすくなるでしょう。さまざまな押入れ収納棚があるため、押入れのサイズや収納するものに合わせて用途別に選びましょう。
ポイント2:押入れの奥行きを活かす
押入れ収納は、奥行きを活かすことで賢く収納することができます。押入れの特徴である奥行きを活かして、奥と手前で収納する物を分けてもよいでしょう。
奥行きを上手に活用することで、収納しているものも見つけやすくなり、使い勝手もよくなります。
ポイント3:収納アイテムを使用する
押入れ収納の3つめのポイントは、収納アイテムを使用することです。
引き出し式の衣装ケースは定番ですが、寝具などを収納する圧縮袋、キャリーつきのラックなどさまざまな収納アイテムが販売されています。また、突っ張り棒やかごを使った収納なども可能です。
さらに、最近では100円ショップでも便利な収納アイテムが手に入ります。それらを上手く活用することでスマートかつ効率的な収納を実現できるでしょう。
おすすめの押入れ収納アイデア12選
ここからは、おすすめの押入れ収納アイデア12選を紹介していきます。
効果的に収納する方法やオシャレに見せる方法、便利なアイテムを使う方法などたくさんのアイデアがあるため、ぜひ参考にしてみてください。
アイデア1:手前と奥に分けて押入れを使う
奥行きが広い押入れがある場合は、手前と奥に分けて収納するのがおすすめです。
浅いかごや棚を使うことで、出し入れが簡単にできるようになります。また、手前にはふだんからよく使うバッグやタオルなどを入れたかごを置くことで、空間を効率的に使えるでしょう。
奥行きを活用したアイデアをさらに詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア2:あえて余白をつくる
続いて紹介するのは、押入れ収納にあえて余白をつくるアイデアです。
ものを収納する際に空きスペースがあると、そこを埋めなければとつい考えてしまいます。むだなスペースをつくらず収納することもよいのですが、あえて余白をつくることで急にものを隠したいときや、子どもが持ち帰ってきたものを一時的に保管したいときに役立ちます。
余白をつくるアイデアの活用方法をもっと詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア3:大きいものから置き場所を決める
押入れ収納をやってみたいという方は、大きいものから置き場所を決めましょう。
大きいものや重いものを下段に置くなど先に決めておくと、スムーズに収納することができます。大きいものの場所が決まると、スッキリして残りのスペースを有効活用しやすくなるでしょう。
大きいものから収納していく押入れ収納の方法を詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア4:湿気防止のためにすのこを活用
続いて紹介するのは、押入れの湿気が気になるかたにおすすめのすのこを活用した収納方法です。
すのこを押入れの床に敷くだけで、湿気を防止しやすくなります。湿気が溜まりやすい寝具の収納にもピッタリなアイデアでしょう。
ほかにも寝具などを収納できる押入れの活用方法について詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア5:壁のデッドスペースは帽子かけにする
次に紹介するのは、壁のデッドスペースを活用したいかたにおすすめの帽子かけです。
帽子やバッグなどの小物は形が崩れるのを避けたいですし、毎日使うのであればすぐに取れる場所に置きたいものです。そんな帽子やバッグはデッドスペースとなっている壁を有効活用しましょう。取り出しやすく、きれいな状態で保管することができます。
壁のデッドスペースをどのように帽子かけにするのか詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア6:100円ショップで購入できる仕切りケースを使う
こまごましたものを収納したいかたにおすすめなのは、100円ショップで購入できる仕切りケースを使うアイデアです。
靴下や下着を仕切りケースを使って整理することで、スッキリと収納することができます。高さが調節できる収納ケースもあるため、スペースに合ったアイテムを探してみましょう。
ほかにも、100円ショップで購入できる収納アイテムについて詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア7:引き出しにはラベルを貼って視覚的にもわかりやすく
続いて紹介するのは、引き出しにラベルを貼って視覚的にわかりやすくするアイデアです。
押入れに収納する際に、引き出しを使うこともあるでしょう。そのとき、種類ごとに書き出してラベルを貼りましょう。いそがしいときでも、収納物をすぐに見つけることができます。また、家族も自分で出し入れしやすくなるため、どこにあるのか聞かれる機会も減るでしょう。
ほかにも押入れをフルで活用する方法を紹介しているため、さらに詳しく知りたいかたは下記の記事をチェックしてみましょう。
アイデア8:収納するもののサイズに合った引き出しを使う
収納するもののサイズに合った引き出しを使うことで、押入れ収納の難点を克服することができるでしょう。
押入れのサイズに合わせると、大きくて深さのある引き出しを選んでしまうでしょう。しかし、どんどんものを詰め込んでしまい下のほうのものは存在を忘れてしまう可能性があります。そのため、もののサイズを優先させて引き出しを選びましょう。
ほかにも奥行きを活かした収納についてのアイデアを詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア9:押入れのふすまは外すのもアリ
押入れ収納をおしゃれに見せたいかたは、押入れのふすまを外してみるのもアリです。
ふすまを外して押入れ収納をあえて見せることで、インテリアの一つとして楽しむことができます。ふすまを外すことでアレンジの幅が広がるでしょう。
押入れのふすまを外すとどのような見た目になるのか詳しく知りたいかたは、下記の記事を読んでみましょう。
アイデア10:突っ張り棒とバスケットで縦の空間も活用
押入れの縦の空間をむだなく活用するのにおすすめのアイデアは、突っ張り棒とバスケットを使う方法です。
床に置いている収納物が寝具やバッグなどの場合は、上のスペースが空いてしまいます。そんなときは突っ張り棒を設置して、その上にボックスやバスケットなどを置くと収納棚の完成です。
ほかにもデッドスペースを活用できる便利アイテムについて詳しく知りたいかたは、下記の記事を参考にしてみましょう。
アイデア11:靴やコサージュなどのアクセサリーは箱収納がおすすめ
続いて紹介するのは、靴やコサージュなどのアクセサリー小物を箱に収納するアイデアです。
箱は100円ショップなどで購入できる、ペーパーボックスがおすすめです。使用頻度の低い靴やアクセサリーを入れて収納するとスッキリ見えます。
ほかにも100円ショップで購入できる便利な収納アイテムについて詳しく知りたいかたは、下記の記事をチェックしましょう。
アイデア12:夫婦で左右半分ずつ押入れを使う
最後に紹介するのは、衣類をメインで収納したいかたにおすすめの、夫婦で左右半分ずつ押入れを使うというアイデアです。
押入れを自分専用のクローゼットのように使うことで、洋服選びもしやすくなります。夫婦で空間を分けたり、子どもと空間を分けたり使い方はさまざまです。収納ボックスなどを使って自分のものを縦に収納してみましょう。
ほかにも押入れの衣類収納アイデアについてさらに詳しく知りたいかたは、下記の記事を参考にしてみましょう。
そもそも収納前にものを減らすことが大切
効率的に押入れ収納を成功させるカギは、ものを減らすことです。収納を始める前に、本当に必要なものだけを残しましょう。
洋服は気づけば押入れにぎゅうぎゅうに入っていることがあります。洋服を減らすコツは、残す服を選ぶことです。1週間のコーディネートを考えて、日替わりで着られる服を目安に残しましょう。
また、押入れに収納するものとして寝具が挙げられます。寝具の収納には広いスペースが必要になるため、あえて押入れに入れない収納を考えたり、厚い毛布を処分して薄い毛布に変えたりすることでスッキリするでしょう。
工夫して効率的な押入れ収納を実現しよう
押入れは使いにくいと感じるかたもいますが、工夫しだいで効率的に収納することができます。
最近ではさまざまな収納アイテムがお手ごろ価格で購入できるため、紹介したアイデアを上手く取り入れて、ライフスタイルに合った収納を実現させましょう。