貯め上手はやっていない!貯めるために辞めた方がいい3つの行動
2024/08/08
「貯めたい!」と思いながらもなかなか貯められないのは、もしかしたら「やらない方がいいこと」を続けているからかもしれません。
今回は、金融系の仕事をしていた経歴を持ち、貯金0から資産2,000万円を達成した貯めの達人のライターまりこさんに貯め上手がやっていない!貯めるために辞めた方がいい3つの行動について教えてもらいました。この記事を読めば、きっとあなたの家計も潤い始めることでしょう。
やりたくないことをやり続けること
人はやりたくないことをやり続けると、浪費が増えるという研究結果が出ています。仕事や家事、育児のストレスで、夜にネットショッピングでポチポチして、届いたら「こんなはずじゃなかった」という経験をしたことありませんか。
「やりたくなくてもやらなきゃいけない」と思い込み続けていることも多いと思います。そんなときは、一旦「やりたくないこと」を紙に書き出してみましょう。紙に書き出してやりたくないことを可視化するだけでも、「私、こんなにやりたくないことを続けていたのね」と自分で認めてあげることができます。そうすると、自然とやりたくないことをやらなくていい方法が見つかります。
やりたくないことのストレスでお金を浪費するよりも、叶えたいことにお金を使って、毎日をうれしさや心地よさでいっぱいにしたいですよね。
おこづかいを使い残すこと
「もったいないから」「夫が働いて得た収入だから」と遠慮しておこづかいを使わない方もいるかもしれません。それでも、毎月おこづかいを決まった金額を準備して1カ月で使い切ることをおすすめします。なぜなら、遠慮して「私のことはいいから」と後回しにしていると、満たされない気持ちが積み重なっていきます。そうして我慢し続けた反動がいつかどこかで爆発してしまいます。
そうならないように、おこづかいを毎月準備して使い切るようにしましょう。おいしいスイーツを食べたり、かわいい文房具を買ったり、美術館に行ってみたりすることで、大きなお金を使わずとも気持ちもリフレッシュできて、エネルギーも満タンに充電できます。
受け取ったものを忘れること
「貯まらない」「お金がない」が口グセの人に共通していることがあります。それは受け取ったものを「なかったことにしている」ということです。どういうことかというと、お土産やお裾分け、プレゼントなど、日常には素敵なギフトをもらったり、ポイント還元や食事をごちそうになったり、子どもの服やおもちゃを買ってもらったりすることがあります。
それらを受け取っているのに、忘れてしまい、なかったことにしていると、お金を受け取ったときも「なかったこと」にしてしまうクセがついてしまい、一向に貯めることができません。貯め上手な人はお金以外の受け取ったものも、よろこんで大切にしています。お金だけじゃない豊かさが身の回りに溢れていることに気がつくことができるのです。そうすることで、お金の流れも整い、自然と貯まり始めます。
辞めることで、本当に欲しい未来が手に入る
「お金を貯めたい」のは叶えたい未来や、欲しいものがあるからではないでしょうか。今回紹介したことを「辞める」ことでお金が自然と貯まり始めて、本当に欲しい未来を手に入れることができるようになります。
無理してやらなくて大丈夫です。自然体でできることがあったら取り入れてみて、1日でも1週間でも、1カ月でもいいので続けてみましょう。毎日によろこびが少しでも増えるきっかけになるはずです。
■執筆/まりこ…元金融OL。ストレスで浪費し貯金0から資産2,000万円達成。その経験をいかし「お金に強いしなやかな女性を一人でも増やしたい!」という思いから、幸せな貯め体質になるコツを発信している。Instagramは@alabelleheure。
編集/サンキュ!編集部