やめたら、いつの間にか1,000万円貯まっていたこと5選
2024/07/05
お金を貯めるためには、家計簿をつけて、買い物メモを作って、年間の特別費をリスト化して……と、やることがたくさんあると思っていませんか?
今までやっていなかったことを新しく始めるのは、なかなか難しいですが、やっていたことをやめるのは、案外簡単。
全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが、やめるとお金が貯まることを解説します。
1.肉をなんでも冷凍するのをやめる
お買い得な大容量パックを買って、消費期限までに使い切れないからと冷凍室にポイ!100g単価が安くて、一見お得のようですが、冷凍した肉を食べ切らなければホントのお得にはなりません。
冷凍肉を使うには、夕食の準備を始める前に解凍しておく必要があります。また解凍する際にドリップと一緒に肉のうま味が出てしまうので味もイマイチ。
なので、お徳用パックを買って冷凍して食べ切れないよりも、多少割高でも消費期限までに食べ切れる量を買った方がロスがありません。
2.野菜を丸ごと1個買うのをやめる
キャベツ、大根、白菜、かぼちゃ……などの大物野菜も同じです。丸ごと1個買った方が割安でも、傷む前に食べ切れる量を買って、食べ切った方が食材のロスも、お金のロスもありません。貯めている人はカット野菜を上手に使いこなします。
3.なりゆきのサブスクをやめる
音楽配信、動画配信、電子書籍・雑誌、食材の宅配、ウォーターサーバー、スポーツジム……など、定額で一定期間、利用できるサービスがいろいろあります。入会キャンペーンにつられて加入したものの、利用したのは最初のうちだけというものは、やめるのが賢明。
お金を貯めている人は、サブスクを半年に1回など定期的に見直して、利用頻度が割にあわないものは、スパッとやめます。
4.寝る前のスマホをやめる
スマホを布団の中まで持ち込んでいる人は少なくありません。LINEでおしゃべりしていて寝るのが遅くなった、オンラインゲームに夢中になって課金した、ネットショップで大して欲しくもないモノを買ってしまった……など、寝る前にスマホをいじっていたせいで失敗することも。
スマホを目覚ましに使っている場合でも、サッサと枕元に置いて寝ましょう。
5.待ち合わせに早く着いたときのカフェをやめる
たとえば、駅の改札口で待ち合わせをして、待ち合わせ時間に早く着いたとき、10分程度ならそのまま待ちますが、20分だったらどうでしょう?そんなときに、駅ナカのカフェやファストフード店に入ってお茶をすると、数百円の出費に。
たかが数百円と思う人は、残念ながらお金が貯まらない人かも。1回の出費は少額でも、早く着いたらお茶することが習慣になっていると「チリも積もれば」で、ムダな支出が増えることに。
まとめ
新しく何かを始めるよりも、今やっていることをやめる方が簡単そうです。不要な出費の原因になっていることをやめて、その分を貯蓄にまわしてみませんか?
■執筆/村越克子さん
『サンキュ!』を中心に雑誌・ムック・webなどで全国の主婦を取材し、家計のやりくりなどお金に関する記事を数多く手がける。『貯められない人の家計管理』(朝日新聞出版)の編集・執筆など。FP1級技能士。