【ワイシャツのたたみ方&収納】家事のプロに学ぶ、型崩れさせない方法
2019/02/14
夫が毎日のように着るワイシャツ。枚数が多いと、すべてハンガーに掛けて収納するのはかなり場所を取りますよね。そこで、ワイシャツをしわなくたたんで上手に収納する方法を、暮らしスタイリストの河野真希さんに教えてもらいました。
ワイシャツのたたみ方を解説!
1.ワイシャツのボタンをすべて留めます。
2. 背中側を上にして広げます。
【ここがポイント!】このあと、手順ごとに手でしわをのばしながらたたんでいくと、仕上がりがきれいになります。
3.そでを縫い目に沿って折ります。
4.左右の脇を背中の中央線に合わせて折ります。
5.すそから10〜15cmほど(前側から見ていちばん下のボタンのあたり)のところで上に折ります。
6.そのままさらに二つ折りにし、すそ部分をそで下に折り込みます。
【ここがポイント!】そで部分を折り込むことで、形くずれしにくくなります。無理やり押し込むとしわがつきやすいので、一度折った裾を開いてからていねいに入れましょう。
7.完成です。
【ここがポイント!】ご自宅の収納スペースに応じて、写真のように仕上がりのサイズは変えてみてくださいね。
ワイシャツの収納方法
衣類は収納ケースやたんすの引き出しに立てて収納すると、物の量や種類が把握しやすく取り出しやすいのでおすすめです。ただし、ワイシャツの場合、立たせて収納するために何枚も詰め込むと、圧迫されてしわや形くずれの原因に。
立たせて収納するときは無理に詰め込まず、余裕をもたせるようにしましょう。重ねて収納する場合は、襟を互い違いにして重ねると、厚みが均一となって収納しやすいです。3〜4枚くらいであればしわにもなりにくいですよ。
出張や旅行先に持っていくときは?
出張や冠婚葬祭、旅行など、ワイシャツを持って出かけるとき、やはり心配なのはしわがつくこと。外出先でアイロンを使えないことも考えると、きれいにたたんだ状態のまま持ち運びたいものです。
そこでおすすめなのが、文具店や100円ショップなどで手に入るクリアーケースを活用した収納術。外出先でもパリッとしたワイシャツに袖を通せますよ!
しわが1つもなく、きれいなワイシャツを着ている人は、他人から見ても好印象。今回ご紹介したたたみ方と収納方法、ぜひご自宅でも実践してみてください!
教えてくれたのは・・・河野真希さん
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしをつくる、始めるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。
取材・文/有馬未央(KIRA KIRA)