【写真で解説】実は簡単!浴衣の正しいたたみ方&しまうときのコツ
2018/08/31
浴衣を着たあとは、早めにお手入れをして正しくたたみましょう。きちんとたたんで収納しておけば、翌年もしわや形くずれのないきれいな状態で着られます。暮らしスタイリストの河野真希さんに浴衣のたたみ方を教えてもらいました。
浴衣のたたみ方
1.前側を上にして、衿が左、すそが右にくるように広げます。
2.上前と下前をそれぞれ、点線の縫い目で折り返します。
3.上前の衿先を持って、下前の衿先に重ね合わせます。
【ここがポイント!】衿の後ろ部分は、M字をつくるように折りたたむと厚みが出ません。
4.そのまま上前全体を折って重ね、そでも重ね合わせます。
5.上前のそでを外側に折り返します。
6.すそから身丈半分のところで折ります。
7.全体を持って裏に返します。
8.もう一方のそでも折り返して、完成です。
浴衣の収納方法とは?
浴衣は「たとう紙」に包んでたんすなどに収納しましょう。たとう紙は、通気性や吸水性に優れているので、大切な浴衣をカビや変色から守ってくれます。浴衣をクリーニングに出した場合も、持ち帰ったら必ずビニールカバーをはずし、たとう紙に包み直してから保管することをおすすめします。
浴衣は縫い目や折れ目に沿って折りたたむだけなので、手順さえ覚えれば誰でも簡単にきれいにたたむことができます。お気に入りの浴衣を長く着るためにも、使い終わったら正しくたたんで収納することを心がけましょう!
教えてくれたのは・・・河野真希さん
暮らしスタイリスト・一人暮らしアドバイザー・料理家。料理や家事、インテリアなど、気持ちのいい暮らしを作る、はじめるためのライフスタイル提案を行う。流行や思い込みにとらわれずに、無理なく持続可能で快適な自分らしい暮らしづくりを応援。 『料理教室つづくらす食堂』主宰。
取材・文/有馬未央(KIRA KIRA)