【韓国ドラマ】『海街チャチャチャ』|キャスト登場人物&あらすじを徹底解説!
2023/05/23
『海街チャチャチャ』はソウルで歯科医師をしていた主人公が理不尽な扱いを受けて歯科医院を退職し、思い出の地である海辺の町に住むことになり、そこで出会った、何でも出来る"万能ニート(ホン班長)"との恋愛模様や住民たちとの交流を描いた、心温まるヒューマンドラマです。
『海街チャチャチャ』の基本情報!
『海街チャチャチャ』は、2021年に放送された全16話の韓国ドラマで、2004年に公開されたキム・ジュヒョクとオム・ジョンファ主演の『どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるMr.ホン』のリメイク版です。
『海街チャチャチャ』の主演はともに人気俳優のキム・ソンホとシン・ミナで、日本ではNetflixで視聴できます。監督・演出は人気俳優ソ・イングク主演の大ヒットドラマ『空から降る一億の星』や『ナイショの恋していいですか!?』のユ・ジェウォンが担当しています。
『海街チャチャチャ』のあらすじ
海街チャチャチャは、都会から離れた小さな漁村コンジン洞を舞台としたリズミカルなラブストーリーです。現実主義で成就志向型の歯科医の女性と、マイペースに自分の幸せを追求する万能ニートの青年という、真逆の2人がぶつかりながらも惹かれ合っていく様子が描かれています。
また、コンジンに住む人物それぞれにストーリーがあり、人は誰でも人生の主人公であるというメッセージを感じさせてくれます。
『海街チャチャチャ』の人物相関図を簡単に解説!
都会から田舎の海街コンジンへやってきた歯科医師ヘジン(シン・ミナ)と、コンジンの住民でヘジンにお節介をやいてくるホン班長(キム・ソンホ)の2人がストーリーの主軸になっています。
バラエティ番組制作のためにコンジンを訪れてヘジンと偶然再会する、ヘジンの学生時代の先輩ソンヒョン(イ・サンイ)が、2人の関係に大きく関わってきます。
そのほか、ヘジンとホン班長を取り巻く、コンジン村の住民たちや、ヘジンの両親など、個性豊かなキャラクターによりストーリーが展開していきます。
『海街チャチャチャ』のキャスト紹介
『海街チャチャチャ』は、おなじみのベテラン俳優や大ヒット映画に出演している俳優など、多彩なキャスティングでも話題を呼びました。
ここからは、海街チャチャチャのキャストについて、出演作やエピソードを交えてくわしく紹介していきましょう。
ユン・ヘジン役=シン・ミナ
ユン・ヘジンは、完璧な経歴を持った現実主義者の歯科女医です。ある事件に関わったことをきっかけに人生設計が狂い、都会を離れて海辺の街コンジンにやってきます。コンジンで歯科医院を始めようとしたヘジンは、マイペースで自由なホン班長と出会い、反発しながらも、徐々に惹かれていきます。
ヘジン役を演じるシン・ミナは1984年生まれ。雑誌KiKiの専属モデルを経て、2001年にSBSドラマ『美しい日々』でドラマデビューしました。その後も『魔王』、『僕の彼女は九尾狐』、『私たちのブルース』など、数々のヒット作に出演しています。
ホン・ドゥシク役=キム・ソンホ
ホン・ドゥシクはなんでもできる優秀な頭脳の持ち主で、外見もパーフェクトな青年です。しかし、なぜか定職にはつかずコンジン村で困った人を助けるという活動をしています。
村の人から、ホン班長と呼ばれ尊敬されるドゥシクですが、自分とは真逆の女性ヘジンと出会い、次第に気になる存在になっていきます。
ホン・ドゥシクを演じるキム・ソンホは、モデル出身の人気俳優です。代表作には『スタートアップ:夢の扉』や『100日の郎君様』などがあります。
チ・ソンヒョン役=イ・サンイ
バラエティ番組のPDであるチ・ソンヒョンは、仕事ができて性格も明るいキャラクターです。芸能人にも劣らないルックスをしており、スターPDとして活躍しています。新しい番組をつくるためにコンジンを訪れ、大学の後輩ヘジンと再会するのです。
ソンヒョン役を演じるイ・サンイはミュージカル俳優の経歴を持ち、『SUITS/スーツ~運命の選択~』、『椿の花咲く頃』などの出演しており、人気ドラマ『ユミの細胞たち』では主人公ユミの元恋人役としてカメオ出演しています。
ユン・テファ役=ソ・サンウォン
ヘジンの父親であるユン・テファは、無口で真面目な性格です。囲碁や棋譜を一人で楽しんでおり、陰ではヘジンのことを大切に想っています。現在の妻であるミョンシンとは再婚です。
テファを演じるソ・サンウォンはベテラン俳優で、代表作には『善徳女王』、『ホギュン朝鮮王朝を揺るがした男』、『竜の涙』などがあります。
ピョ・ミソン役=コン・ミンジョン
ヘジンの中学時代からの友人ピョ・ミソンは、ヘジンのよき理解者でもあります。ベテラン歯科衛生士という経歴を持ち、ヘジンの立ち上げた歯科でいっしょに働き始めました。
常に恋愛をしているミソンは、コンジンで出会ったイケメン警官のチェ・ウンチョル(カン・ヒョンソク)に一目ぼれをしてしまいます。
ピョ・ミソン役のコン・ミンジョンは映画『82年生まれ、キム・ジヨン』やドラマ『知ってるワイフ』、『黄金の私の人生』、『トップマネジメント』、『夜食男女』などに出演しています。
イ・ミョンシン役=ウ・ミファ
ヘジンの父親の再婚相手(義母)のイ・ミョンシンは、芯が強くまっすぐな性格をしています。無口で素直になれない夫のユファを支え、娘との関係を常に気にかける優しい女性です。元調理師で、現在はボランティア活動に励んでいます。
ミョンシン役を演じるウ・ミファの出演作には『スカイキャッスル』、『ボイス4』、『ライフ』などがあります。人気俳優チャ・ウヌ主演の時代劇『新米史官ク・ヘリョン』にも突別出演しています。
ジュン役=ビョン・ソンテ
ジュンは、ボーイズグループDOSのメインラッパー兼音楽プロデューサーです。番組出演をきっかけにソンヒョンの兄弟的存在となりました。自己管理を徹底する性格で、才能だけに頼らず努力を怠りません。
ジュン役を演じているビョン・ソンテは、韓国で有名なオーディション番組produceX101出身のタレントです。
キム・ドハ役=イ・ソクヒョン
キム・ドハは、芸能番組のADで、スターPDであるソンヒョンのもとで仕事をしています。多忙なスケジュールに悩みながらも、真面目に取り組む苦労人です。ソンヒョンに憧れを抱きつつ、ドゥシクのような自由な生き方にも惹かれています。
キム・ドハ役のイ・ソクヒョンの出演作には『ラケット少年団』、『都会の男女の恋愛法』などがあります。
イヌ役=ベクスン(epex)
イヌは、ジュンが所属するグループDOSのサブボーカルを担当しています。清純派のビジュアルから国民の初恋という異名を持ち、誰とでもすぐに打ち解けられる明るい性格をしています。
イヌを演じるベクスンは、男性アイドルグループepexのメンバーです。
ヨ・ファジョン役=イ・ボンリョン
ヨ・ファジョンは、コンジンで刺身店を切り盛りしている自立した女性です。コンジンで生まれ育ち、へジンが住む家と歯科の建物のオーナーでもあります。幼馴染のヨングクと3年前に離婚し、働きながら息子を育てています。
ヨ・ファジョンを演じるイ・ボンリョンは『イルタスキャンダル』、『それでも僕らは走り続ける』などのドラマに出演しています。
オ・ジュンジェ役=チョ・ハンチョル
オ・ジュンジェは、村でライブカフェを経営するオーナーです。かつては有名な歌手でしたが、人気が下火になりコンジンに移り住むようになりました。中学生の娘を育てていますが、過去の栄光を忘れられずに生きています。
オ・ジュンジェ役の俳優チョ・ハンチョルは『ヒーラー』、『ロマンスは別冊付録』、『100日の郎君様』、『ヴィンチェンツォ』『智異山』など数多くの人気ドラマに出演していますので、見た事があるという方が多いでしょう。
チャン・ヨングク役=イン・ギョジン
ファジョンの元夫であるチャン・ヨングクは、コンジン洞の洞長を務めています。詩を愛する文学少年の一面もあり、優しく繊細な性格の持ち主です。離婚後も息子ジュンの父親として役目を果たそうと奮闘しており、ファジョンとの離婚理由は村民にも知られていません。
チャン・ヨングク役のイン・ギョジンは『善徳女王』、『馬医』、『椿の花咲く頃』などのドラマに出演している人気俳優です。
チェ・ウンチョル役=カン・ヒョンソク
チェ・ウンチョルは、コンジンの交番に勤務する警官です。真面目な性格で熱いハートを持つウンチョルは、イケメンなのに慎重すぎて恋愛経験がありません。じつの兄であるグムチョルよりもドゥシクを尊敬していて、ドゥシクの意見には素直に従います。
チェ・ウンチョルを演じるカン・ヒョンソクは『梨泰院クラス』や『愛の不時着』、『ドドソソララソ』などのヒット作に出演して注目を集めました。
チョ・ナムスク役=チャ・チョンハ
ナムスクは、コンジン飯店という中華料理屋を経営しているおしゃべりな女性です。
ファジョンとは小中高の同級生で、よき友人でありライバル的存在でもあります。コンジンの噂話はすべてナムスクに集まるため、都会から来たヘジンについても興味津々です。
ナムスク役を演じているチャ・チョンハは『熱血司祭』、『愛の不時着』などの人気ドラマにも出演しています。
キム・ガムニ役=キム・ヨンオク
キム・ガムニは村民から愛されているコンジンの元老で、おばあちゃんたちの隊長的存在です。海女出身でイカの下処理を生業としてきましたが、歯が悪く固いものが食べられなくなってしまいます。
歯科医であるユジンがコンジンにやってきますが、治療費が高いと言って受診しようとしません。
キム・ガムニ役のキム・ヨンオクは韓国ドラマには欠かせないベテラン女優で『コーヒープリンス1号店』や『花より男子~Boys Over Flowers』、『ドラゴン桜〈韓国版〉』、『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』、『ショッピング王ルイ』、『ボクスが帰ってきた』、『ザ・キング:永遠の君主』、『イカゲーム』、『智異山』など多くの人気作品に出演しています。
『海街チャチャチャ』にカメオとして出演している有名人は?
海街チャチャチャには、多くの有名俳優がカメオ出演しています。アカデミー賞を受賞した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』での名演が話題になったイ・ジョンウンが、1話目で患者役として登場するなど、初回から目が離せません。
また、数々の韓国ドラマに出演しているペ・ヘソンはポヤン歯科医院の院長として、シム・へヨンは幼少期のへジン役として、ソン・ミンジェは幼少期のドゥシク役として出演しています。
そのほかにも有名なキャストが次々と出てくるので、カメオ出演も楽しみながら視聴してみてはいかがでしょうか。
『海街チャチャチャ』のロケ地はどこ?
海街チャチャチャの撮影は、慶尚北道の浦項(ポハン)市各地で行われました。浦項は、人気ドラマ『椿の咲く頃』のロケ地としても知られています。
石屏1里(ソッピョンイルリ)防波堤や、赤い灯台が目印の漁港は、ドラマのメインとなる舞台です。そのほか、ヘジンがユン歯科を開院した建物は青津3里(チョンジンサムニ)漁民福祉会館、第1話から登場する海は月浦(ウォルポ)海水浴場が撮影地です。
『海街チャチャチャ』はどこで見られる?
『海街チャチャチャ』はNetflixで見られます。
出演している俳優についてくわしく知ることで、さらにドラマを楽しめるようになるでしょう。海街チャチャチャはゆったり楽しめるヒーリングロマンスなので、癒しを求める人におすすめです。
Netflixで配信中の人気ドラマ『海街チャチャチャ』を、ぜひ視聴してみてください。
※記事内でご紹介しているリンク先は、削除される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。